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2005年09月24日
線香組合物故先駆者慰霊祭
23日、淡路島13仏霊場の第9番、平見山、法華寺で行われました。
組合の代表者の方々、西村衆議院議員、北浦県会議員、荒木商工会会長、市会議員議長と有志の議員、関係者の方々、30名程が、読経の中、厳粛なうちに、慰霊祭は終わりました。
会の初めに、記念の碑文の名盤になお連ねている人のほとんどが、亡くなられていること。その、半分ほどの後継者が、今も、頑張っていることを、うかがいました。
一宮地区の線香産業は、地場産業として淡路市の中で重要な位置を占めます。そのシェアーは、全国の70%を占める優良な地場産業です。
最近は、東南アジアの台頭があり、うかうかしていられないのも事実です。行政としても、出来る限り、支援の方策を模索しています。
さて、法華寺には、線香五輪供養塔が有ります。
一宮の線香作りは、江戸時代末期、江井の住人、田中辰蔵が、冬場の不漁季に、線香作りを考え、泉州堺から、職人を招き学んだのに始まると言われています。
そして、北前船に積まれ全国に販路が広がり今があります。
先駆者の、弛まない努力の結晶が、淡路市を見守ってくれています。
古きものを、見直す、今がその時ではないでしょうか。合併の未来は、歴史の中にあるとも言えます。