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2005年11月15日
地方分権2題
1 地方財政調査会近畿懇談会
都ホテル大阪で、開催されました。講師はなんと、総務省事務次官の林省吾氏でした。
講演中、私語なしの真剣な講演でした。
中身の、大要を紹介します。
今回の市町村合併は、国と地方の争いではなく、内政制度の改革。
国は外交、地方は内政を基本とするための改革であり、方法として、補助金削減、税源移譲、
そして、 交付税の見直しを三点セットとして、三位一体の改革を実行している。
戦後半世紀、社会情勢は変化し、国民の価値観も多様化している。
官主導だけの方法を見直す時である。
民間がするから民活ではなく、良い意味での、民間的手法の導入を図る。
口先だけの誤魔化しに騙されることの無い、地域を創生する。
淡路市の在りかたを、丁寧に考えることが必要です。
林省吾氏
2 東浦民生委員、児童委員協議会定例会
老人福祉センターで開催されました。
30名近くの方々が、参加され、其々の立場での意見交換が行なわれました。
暮らしの場での自立生活の実現を目ざす観点から、
地域福祉を取り巻く情勢変化、地域の対応、障害者自立支援法、支援方策、職業訓練、
グループホームなど、議論されました。
2局化される現代にあっては、弱者に対する、制度としての「セーフテイーネット」が必要と
提案しました。
どちらも、有意義な会でした。