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2005年12月30日

川の流れを両岸から見る視点

武闘派の下の娘が、珍しく私の言っている言葉の中で、最近、この言葉を使い、物事は多様な視点で見なければならないなどと言い始めました。少しは、大人になったのかも知れません。

今日、島根県のある市の出した雑誌になんと淡路市の二人の意見を見ました。二人は仲の良い仲間のようです。民間人と公務員、立場の違う二人に微妙なニュアンスの違いを感じました。

昭和の合併の時の反省に立ち、「5町の特色を生かし、一致協力すれば必ず、今よりさらに良い町が出来る」と信じ、新たなリーダーに託す、意見。

町作りを「地域一体となった活動をおこなったり、共通意識を持つ事を普段からおこなう」という考えのもとに、結果としてその地域に比重を置き過ぎてしまい、全体の流れから離れてしまう意見。

どちらも、良いとか悪いとか、或いは、正解とか間違いとかではなく、方法に違いがあります。
どちらも、淡路市民であり、地域を良くしようと思っています。
しかし、方向が違います。全体か、一地域か、いずれにせよ、多くの意見を聞いて、決断しなければなりません。

姑息な事はせず、真正面からパスをします。
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