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2006年01月07日

神戸の壁

7日の午後5時から、しずかホール野外ステージで、リメンバー神戸プロジェクトによる、集いが有ります。
テーマは海に生きるです。
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私の挨拶の概要を、ご紹介します。
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神戸の壁も合併により、その存在の意味合いも変化させました。行政の使命の一つが、継続という事で、この壁は、物理的存在としてよりも、精神的な平和のシンボルとして、変化をとげました。
去年、12月24日、神戸ルミナリエの光の祭典を継承し、この地から震源地の市として、平和と鎮魂の光のメツセージを、クリスマスのライトアップという形で発信し多くの賛同を得ました。
IMG_2187.jpg リメンバー神戸プロジェクト代表・三原泰治氏
今日は、神戸市から来られた方々から、後ほど今日の意味合いが説明されると思いますが、多くの市民が亡くなられた悲しみの神戸市から、当時の旧津名町への会話が、合併により震源地としての淡路市へのメッセージに変わった一つのセレモニーだと理解しています。
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いずれにしましても、人類が自然の前で、いかに非力か、たかだか数千年の歴史しか持たぬ近代人類の思い上がりをいさめるのが、この壁の意味だと思っています。
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11年前、当時、神戸で被災し生き残った人間の一人として、淡路市の壁の前で、悲しみ怒りを乗り越えて、淡路市の未来に貢献する一人としての挨拶とさせていただきます。

050201_img04.jpg 三原泰治「廃墟に立つ神戸の壁・西面」
神戸新聞2006/01/07  産経新聞2006/01/07
神戸新聞2006/01/08  読売新聞2006/01/08
朝日新聞2006/01/08  毎日新聞2006/01/08