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2006年06月22日
合併2年目
合併してどうか?とよく聞かれます。
合併後、2年目に入り、何とか行財政の運営を続けていますが、なかなか、全体の利益と個人の利益が、合い半ばすることも多く、課題は尽きません。
最近、県も4、5月の年度初めの行事が一段落して、企業庁管理者と産業労働部長が夫々、来庁されました。県庁幹部も忙しい毎日を過ごしているようです。
色々と話は出ましたが、その内の一つ、平成18年度兵庫県重要施策の概要を紹介します。
・県政の基調ですが、元気な兵庫、新しい兵庫を作るという目標のもと、1兵庫の安全と安心の確保 2兵庫の元気の創出 3兵庫の自治の確立の三つです。
・基本は、5本柱。1安全と安心の確保 2未来への期待 3地域の元気 4新しい故郷作り 5参画と協働の推進。
・それらを基に、参画と協働の基本姿勢のもと、県民本位、生活重視、現場主義の県政を推進し、成熟社会に相応しい新しい兵庫、美しい兵庫の実現を目指す。
以上、概要ですが、淡路市も当然、兵庫県の一つの市ですから、それらと連携して市民と直結する機関としての、機能を発揮しなければなりません。
兵庫県、91あった市町が、29市12町の41になりました。
平成の大合併、総務省による背景とは、1地方分権の推進 2少子高齢化への対応 3広域的行政需要への対応 4行政改革の推進 5時代の変化などを言われていますが、目的は、言うまでもなく、「地方財政の改善」です。
私たちのような課題の多すぎる市で、一番留意しなければならないことは、合併を契機として、市職員そして市民がどの程度まで、意識改革をすることができるか、という事です。
また、課題は多く有りますが、特にあげるとしたら、1市民の利便性の総括。広域的な町作りには、施設利用のための動線が長くなるマイナス面が有ることなどです。2地域文化の伝承。どこで線を引くかということなどです。 3は、市として一人立ち出来る財政計画の確立です。
いづれも簡単な事ではありません。粘り強く、着実に、そして大胆に、断固たる決意のもと行動を起こさなければ成功はしません。