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2006年08月13日

13日の日曜日

九時前頃、庁舎に出勤してみると、流石に、職員は一人しか居ませんでした。
お盆の期間、最小限の人員を残して、休みにしてしまう県庁もあるくらいですから、日本人には、お盆は特別な期間と言えます。

淡路島も、宿泊施設は満員状態、本四道路も渋滞が見られます。
去年とは違った所を回っていますが、それなりの意味が有ります。
田舎の生活を、都会の真似から、それなりの状況に見直す視点が必要です。

最近、ある集会に参加していて、気付いたことが有ります。
マスコミ、特にテレビの中で、人を悪し様に罵倒したり、批判するだけの言葉であったり、相手の言う事を聞かずに激しく意見を言い続けたりしているのを見ますが、その影響か、意見の交換会であるのに、言葉使いに配慮も無く、挙句は、相手を罵倒する言葉を言ったりするのを見ました。
昔の良い意味での田舎には無かったことです。

都会と比べて、思いやりが豊かであった田舎の美学を思い出す必要があります。
荒っぽい言葉の裏に、温かい思いやりの心、それがふるさとの一面でした。
投げやりな態度、殺伐とした心、どうしてそんな人間が、明日の淡路を作れるのか?

一言。敗戦後60年、日本人は、豊かさを得た半面、本当に大切なものを失っていっているのかも、知れません。