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2006年12月29日
五里霧中
29日夕刻、流石に庁舎に職員の姿は見えない。
昼間は、残務を処理する職員が居たらしく、机の上に報告書が有りました。
庁舎の海側に広がる埋立地を見ながら、「淡路市と淡路島の利害が有るとすれば、どちらを優先すべきか」と考えると、結論はなかなか出ない。
しかも、それがどちらにも一理有るとなると、なおさらです。
合併した淡路市の職員も、五里霧中の状況から、今、何とか脱出しかかっているように見えます。
結論は、地域のためになる事を、優先する事のはずで、そのために皆で努力しています。
大事な事は、勘違いをしない事です。
五里霧中であっても、堅持しなければならないものは、明確です。
美しい淡路市を作るのに、奇策は要りません。
丁寧に積み上げていく努力、それが最高の策です。
一言。寒いと言っても、昔のような厳しいものではありません。地球温暖化が、不気味に迫っているような気がします。
【五里霧中】ごりむちゅう
「後漢書(張楷伝)」から。五里(約20㎞)にもわたる深い霧の中に居る、の意
方角が分からなくなってしまうこと。物事の様子がまったく分からず、方針や見込みが立たないこと。