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2007年01月16日

県政懇話会

41名の県下市町長と知事以下県の幹部との意見交換会が、県公館で開催されました。
知事の挨拶の概要を紹介します。

昨年の国体、障害者のスポーツの大会は、震災のお礼、感謝の発信も込めて、県下、旧88市町でそれぞれ、何らかの形で開催され成果を得た。
兵庫県にとって、18年は、新しいスタートの年であり、これからは、「元気な兵庫つくり」「安全安心な兵庫つくり」「美しい兵庫つくり」をめざして行く。
また、県政の不安を払拭し、県民の信頼を高め、県民のための県政の推進を目指す。
県の税収は増えているが、交付税との裏腹なので社会保障費の増高、退職金の増加など歳出の当然増にも考慮し、財政運営をしっかりとしなければならない。
国と地方の緊張関係は今後とも続いていく。
ポスト行財政計画の観点から、県政全般を見直し、的確な対応を図っていく。

懇談項目を紹介します。これらは、いづれ予算等に反映されます。
・消防の広域化
・乳幼児医療費助成制度の拡充
・妊婦健康診査費の補助事業
・認定子ども園の設置推進
・障害者自立支援施設に係る低所得者利用者の負担軽減
・地域医療の確保
・大型観光交流キャンペーンの実施
・品目横断的経営安定対策
・農地・水・環境保全向上対策
・景観の形成等に関する条例の改正
・小学校低学年における体験型環境学習の実施

その後、総務省自治財政局財政課長の佐藤さんから、地方財政の現状と課題についての講演と質疑が有りました。
参加した市町長の殆どが何処かに消えていました。

一言。市行政まず的確な現状認識から出発すべき。パフォーマンスはそれから。市町長等が偉いと勘違いしている人種がいます。残念。
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