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2007年01月24日
淡路市の財政状況
今も、予算の査定中ですが、概要について報告します。
実質公債費比率。一般財源に占める、公債費の比率の事ですが、上下水道も含めたものです。
その率が、18%を超える団体は、起債の許可がもらえません。新規事業が出来ないという事です。
淡路市は、それが、17年度ですでに23.1%です。
そういう団体については、今後7年間、24年度までに適正化計画を立て、18%以下にすれば起債の許可を受け、事業が出来ます。
又、淡路市は被災市でもあるので、特例により27年度に18%になる計画にすれば起債の許可を受け市民サービスの新規事業が出来ます。その計画が出来ないと、何も出来ない状況になるわけです。
それでは困るので、市有地を売却したり、不効率な施設の統廃合を検討したり、人件費を見直したりしていますが、なかなか色々な意見が有り、難航しているものも有ります。
実質公債費比率は、償還が1億円増えると0.8%増、一般財源が1億円増えると0.2%の減、といったことで、まさに淡路市の財政運営はタイトロープです。
いづれにしろ、色々と工夫しながら計画中です。