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2007年04月25日

「男はちょっと硬派がいい」川北義則著を読みました。
色々と参考になる言葉も有りましたが、一つだけ著者の認識に違和感が有りました。

「最近、男がトイレで小用するとき、便器にしゃがんでする風潮が増えている。理由は立ってすると便器が汚れるからだという。これでは男はますます女ぽくなってしまう」
という記述でしたが、後段は論理の飛躍でお遊びとしても、座用の便器に立ってする弊害は明白で、自分の後始末をしない人間の言葉である。
立ち小便をするなら戸外ですればいい。人間が家という共同生活の場を選択するなら、快適に生活できるよう努めるべきである。
帯宣伝にあった、「自分の流儀をいかに貫くか?」ということは、こんな軽薄な認識では無い筈である。

他に、参考になった言葉を紹介します。

・大人には守るべきルールが有る。
・理不尽なことには、怒るべき。
・なぜ日本はかくも組織の人間が簡単にペコペコ謝るのか。
・マスコミ報道を一面的に見るな。
・どんなことにも、TPOをわきまえる。
・他人の悪口を言ったり、揚げ足取りばかりしていると、人間はだんだん卑しくなる。
・男の世界に挨拶ほど大事なものはない。
・プライドを失った人間に魅力は無い。
・もてない男の致命的な欠陥は、尊敬と信頼感が無いこと。
・国に頼らない生き方の実現。
・孤独を味わえる人間になれ。

詳しくは、三笠書房へ。