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2007年05月06日

立夏

今年も気付いてみると、連休は終わりの日になっていました。
人それぞれの時間の過ごし方が有りますが、何事にも余裕を持つ事が大事です。

淡路市の行政が苦労しているのは、余裕がないからです。
余裕が無くても、持続可能であればいいのですが、義務的経費の占める割合が多すぎるのが問題です。
田舎の効率の悪い小さな自治体が、歳入を簡単には増やせません。
これまでは、歳出の中で削減できるものから取り組んできました。市長公用車の廃止、利用の少ない施設の見直し、職員のボランテイアによるトイレ清掃などの経費削減、そして市長、副市長など特別職の給与カット、職員の各種手当て、島内で最初に実施した地域手当の廃止など、休憩時の消灯、等等。
負債を減らし歳入確保のため、未利用地の売却にも努めています。
一つづつ積み上げて目標に近付く、その方法を今は選択しています。

今年の夏も暑そうです。
災害にも備えなければなりません。
市庁舎は建設以来、台風に遭遇していません。埋立地にあるために想定外の対応にも配意しなければなりません。
そのために、埋立地で最後に残った計画の橋脚初め排水工事など急いでいます。
広大な未利用の埋め立て空き地に、淡路市のどんな未来を見るか。
アジアのハワイになる可能性を淡路島は秘めています。

一言。前向きにプラスになる議論、それが淡路市の鍵です。