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2007年11月25日

再生

再生が、かつてあったものを取り返す、生き返ることを意味するなら、淡路市、淡路島の再生は、単一ではなく複雑になる。
淡路市に限っても、同じ事で、特に合併を選択した淡路市は、単なる再生ではなく、新しい道を選択せざるを得ない。

一方、イザナギ神宮の活性化で活路を見出そうという意見が多い。
歴史的にあれ程の神社でありながら、何故、他と比較して存在価値が無いのか、評価されていないのか、という意見も多い。
1市10町、そして阿波徳島の属領支配が長すぎたという事が原因の一つと言う人もいます。
岩屋の松帆で発見された文化財も、徳島藩の砲台跡です。日本的視点からは、何の異存もないはずが、兵庫県ということからは単一ではない。

さて、11月の連休もあっと言う間に終わりました。
今週も日程がたてこんでいます。
岐阜県白川村、白川郷、住民が三分の一も減り、危機に瀕した時に再生させた要因は、世界遺産、祭り、芸術家の招へい、そして何よりも若者達の帰郷でした。
課題を利点に変える、簡単なことではありません。
人口集積地に近すぎるという淡路島の存在は、ある意味、「阿波への路のあわじ」であり、中途半端は否めません。
しかし、その課題も利点にすることは出来るはずです。
明石海峡無料化による定住化の促進。橋は国道です。
安全安心な観光市。
そして、環境に配意した未来市。これらを目指す事の意識改革。今一度、人生の先輩たちにも故郷の事を再生するお手伝いを期待したいです。

再生されつつある淡路市の現状は、決して暗いものではありません。