日記 « 淡路市消防団初出式 | 活動報告のトップ | 過去に学ぶ »

2008年01月07日

三矢之戒

毛利元就の故事によらなくとも、淡路島三市が共同協調しなければこの地域運営は難しい。
これまで何回も同じような失敗を繰り返してきました。
囲碁というゲームが有ります。局地戦では勝ち得ても、総合的に勝利しなければ意味が有りません。
関西国際空港が、淡路島ではなく現在の海上に建設された事は、国家的損失でした。もちろん、空港なんか要らないという意見の人には通じない話ですが。
鳴門大橋が鉄軌道併用橋、明石大橋が吊橋というちぐはぐな建設もその産物です。結果として、四国への新幹線建設計画は消えてしまいました。
平成17年には広域合併しておかなければならなかった水道も、まだ約束が果たせていません。
1市10町の産物です。
局地的、一時期の利益に満足していると、気がつけばどうしようもなくなっているでしょう。
戦略と戦術、バランスよく行動しなければなりません。

淡路市は、5町が寄った訳ですから、三矢より強いはずの五矢です。
しかし、当然のこと、五矢之戒にならなければ効果は生まれません。逆に、数が多い分だけマイナス要因が目立つ結果になりかねないです。
「合併しても良いことが無い」に象徴される視点は、その理解度にもよりますが、説明側にも責任の大半があります。
誤解を解き、進むべき道を整理して、行動に入る年、それが今年です。

時間の合間を縫って、職員面談を続行しました。現在、388名です。
年末のテレビ「ガッチリマンデー」に出演されていた、さわかみ投信の澤上さんも、職員面談をされているとか、今、私とメールで情報交換をしています。
人脈を展開して、淡路市の魅力を広報していけば、道は開けます。