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2008年01月17日

1.17

本当の事を、語り継がねばならない責務が、生き残った者に有ります。
1.17午前5時46分。旧北淡町39名後1名、旧一宮町13名、旧津名町5名、旧淡路町1名の尊い命が失われました。
兵庫県全体で、6402名の方々が亡くなられました。当時、県土木部総務課長として、震災の真っ只中で不眠不休で過ごした記憶が、今日も走馬灯のように思い出されました。
夫々の悲しみ、苦しみ、二度と繰り返す事が無いように、努めなければなりません。

今日は、西海岸の震災記念公園で、5時46分、郡家拠点ゾーンコミュ二テイー住宅前広場で17時30分、それぞれ追悼の式典が挙行されました。
悲しみを乗り越えて明日に向かって羽ばたかなければなりません。朝方も夕方も、鎮魂の日を迎えたこの日、それまではそうも無かった冷え込みが有りました。悲しみを風化させないように自然が贈ってくれたプレゼントかも知れません。

今日から、来年度の予算査定が始まりました。
今でも、旧東浦と旧淡路町の2町合併の方が良かったと言う人がいます。合併したとたんに予算が組めない状況をどう説明するのでしょう。2町では、岩屋明石航路の継続は不可能でした。
旧北淡町をどうするつもりだったのでしょう?
後、7年以内に持続可能な市の運営形態を形成しなければなりません。
単なる不平不満分子、混乱を目的とするような人々も故郷のしがらみとして包括しながら、明日に向かって歩みます。