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2008年01月30日
保育所・園訪問
今日は、一宮地域の、柳沢、山田、江井、多賀、郡家、尾崎、遠田の保育所・園の職員面談を実施しました。トータルで、526人になりました。
これまで、保育所・園への訪問で見えてきた事を報告します。
「淡路市の新しい保育所・園づくりについての考察」
三つの主要素を兼ね備えている事が必要。
1(地域整備)地域の核の一つとしての施設である事。
歴史的な存在として、地域住民の生活空間に必要な、有益な施設である事。
感情的な住民のルーツとして、大事にしなければならない。
2(財政運営)施設の運営が適切である事。
・施設、備品など十分である事。
・施設の位置、駐車場、アクセスなど基盤整備が適切である事。
・投資効果は、適切、効率的である事。
・職員の勤務体制、執務環境が整備されている事。
(臨時的任用職員の待遇の検証が適切にされている事。)
3(適正規模)園児の保育の環境が、適切、適正である事。
・カリキュラム、年齢別の保育体制になっている事。
・延長保育が無理なく実施できる環境整備が整っている事。
・競いあう保育の体制が出来る事。
・運動、音楽など基礎的保育が、適切に対応出来る事。
保育所・園の統廃合の検討にあたっては、3がもっとも重要であり、2を考慮しながら、1は現状では、辛抱しなければならない事でもあります。
専門家の主な意見は、「園児にとって適切な保育とは、ある程度の規模(年齢別保育の出来る環境)がなければならない。ゼロ歳から5歳まで10人程度の集団では、単なる託児所に過ぎない。適切な保育が、心のある人間教育の育成に必要である。そして、無理の無い保育体制が、安全、安心な保育所・園の運営に、不可欠である。」という事です。
何が大事かと言えば、子供達にとってどうかという事が優先されなければなりません。
先生方の大半は、これまで、適正規模への移行を希求されていました。
今日の園児の印象です。4歳の女の子「市長の顔は奇麗??」5歳の男の子「市長は親しみ易い」明日は、どうか?
パルシェ等、4施設の運営協議会も開催され、活発な議論が展開されました。
国の地方団体への交付税見直しの猶予期間は、後、7年となりました。待った無しの対応が必要です。