« 2008年01月 | 活動報告トップ | 2008年03月 »

2008年02月29日

兵庫5カ国交流会議

震災記念公園の地震体験施設での記念撮影。
香美町、猪名川町、篠山市、播磨町の方々です。
IMG_1075.jpg

是々非々

学校・保育所の統廃合の説明会は、半ばにきていますが、今、気が付いている事を報告します。
3月4日に、その総括をし、いずれ全てを市民に報告します。

少子の問題から、既に合併前から子供たちのためを思って、検討協議し、適正規模検討委員会の答申諮問を経て、統一廃合休園など整理しました。
20年度から保育所・園の一部、小学校については21年度から、適正規模に整理し、子供たちの教育保育の質を高めていくことにし、淡路市のような特殊な市は、学校・保育所の存在が地域のシンボルでもあることから全体会議方式で理解を求めています。

賛成の市民の意見。
小人数が駄目だとは言ってないが、自分の子供たちを、適切な競い合い、ある程度の友達と楽しく勉強できる環境を確保するのは親の責務。
子供を犠牲にすることなく、利用されることなく、ぶれずに早く進めて欲しい。

反対の意見。
学校、保育所は地域の宝、なくなれば過疎化が進行する。
市は、地域の活性化施策をして維持する方向でやるべき。
やり方が、性急過ぎるから駄目。

以上のような概要です。
賛成の意見に対しましては、これまでも進めてきましたように、きちんと手順を踏み、ぶれずに進めますが、出来るだけ市民の理解を求めるようにも努めます。

反対の意見に対しては、まず子供たちのことを考えて下さい。
学校・保育所があっても少子高齢化は進んでいます。活性化施策、地域の今後は市民と共にこれまで同様、検討模索していきます。
性急なことはありません。既に、諸般の事情で遅れています。

いずれにしても、自分の便利さ優先、手段の為に子供たちを利用する事は、避けなければなりません。
無為無策でじり貧の倒産を防ぎ、地域全体の喪失感の中で声が出せない少数者の意見を大事にし、今は、保護者の視点を大事にして、是々非々で、推進していきます。

その他、「市長には理屈では負ける。しかし、住民の感情も考慮して欲しい」と言う意見もありました。
私は議論で勝ち負けして、強行しようとしているのではありません。
地域整備の感情の部分は、子供たちのために今は辛抱して下さいと、お願いしているのです。
本当の意味で、その他の要素も加味すると、一番悲しいのは私自身です。
国が示した方策の10年間は、もう7年しか残っていません。
冷静に、是々非々に、市全体の福祉を目指す、それが今の唯一残された正義です。

2008年02月28日

兵庫5カ国交流会議

平成19年度の総会が、北淡震災記念公園で開催されました。
淡路市は当番会長市として、今回の開催市でした。
町おこし事業の推進、観光・物産および地域の伝統芸能などの紹介などによる、相互交流、共同事業を通じて友好を深め、各地域振興に資する事を目的としています。

会員は、摂津の国(猪名川町)播磨の国(播磨町)丹波の国(篠山町)但馬の国(香美町)
そして、淡路の国(淡路市)の5市町です。

共同して、ふるさと物品交流事業、グラウンドゴルフ大会、災害相互支援訓練、などを開催しています。
平成20年度は、淡路市でスポーツ交流事業が開催されます。

今日も、切れ間の無い日程でした。
・大町地区住民の陳情。
・議員との意見交換会。
・市民有志との懇談会。
・仁井地域との意見交換・説明会。
  いつものように、理由を説明し理解を得ようとしましたが、なかなか、感情の部分は難しいものがあり  ました。
  また、北淡地域については、既に方向が決まっていたはずなのに、今日の保護者は、休園に反対と
  いうことでしたが、子供たちに適切な保育を受けさす、保育の多様な質を導入すると説明しても、反対
  と言うばかりです。
  昔の映画で、「理由無き反抗」という名画が有りましたが、その映画にはジェームスデイーン演じる青
  年には、明確な理由が有りました。
  淡路市の財政事情、そして何よりも子供たちの為の保育を目指そうという説明に答えず、反対だけで  は、税金で運営されている市民全体への冒瀆以外何物でもありません。
  受けようと思っても受けられない保育、世界に数多く有ります。淡路市は、厳しい状況の中で、教育だ
  けは死守しようとしているのです。

  子供たちのため、ぶれずに、施策を実行してくださいという保護者の意見を、今は優先しなければなり
  ません。
  私だけが良ければ、淡路市はどうなってもいいという態度は、子供達を不幸に連れていくだけです。

  市長を悪者にしたてて気が済むなら、それで子供たちを助けてやって下さい。
  お願いします。

2008年02月27日

白眼青眼

今週は、保育所の統廃合についての5地域を訪問しています。
これまで、事務的な説明などを経過して、合併の過渡期を考慮して、直接、理解を求めるために希望の住民との会です。
当然、賛成の意見は、サイレントマジョリテイーとして有りますから、反対の意見が多いです。
幾らかに、整理されます。
1何が有ろうと反対。これまでの経験から、行政不信、自分たちは辛い経験をしたなど。
2在るものが無くなるという喪失感。
3地域の核が無くなり、過疎化が進行する。
4少人数の保育の方が良い。
5高齢者たちが寂しがる。心の支えとして必要。
こういった意見が私が感じた主なものです。
その他の意見。活性化施策を市がして保育所を守るべき。市長への個人攻撃。手続きが不備、早すぎるといったような事は、問題のすり替えで、本質から離れているように思います。

完全に欠落している議論は、淡路市の財政状況です。これまで、3年間、詳細に何回も説明しているのですが、たぶん、その事は市行政の事だと言う事でしょう。
とすれば、その他の事も任せておくと言ったスタンスでないと、矛盾撞着になります。

財政は守れ、お金は使えでは、どうしようもありません。
どこかの町長が非難されたように、「破たんして国に面倒を見てもらおう」という事であれば、簡単です。
未来の淡路市民達に笑われないように、敢えて、スケープゴートとしての存在に甘んじます。

そして重要な事は、子供たちの保育を効率的にする事が、判断の基幹になるべきで、託児所的考え方は、また別の問題です。
また、この事を、政争の具、そして自分の利益の為に利用するなんて事は許されません。
矛盾撞着の無為無策で、淡路市全体が崩壊することは、避けなければなりません。

その他の出来事。
・無所属議員との意見交換会。
・夕日が丘クリーンセンター焼却場についての協議。
・淡路市議会清和会との意見交換会。
・平成20年第1回淡路広域議会定例会。
  水道企業団、行政事務組合、消防事務組合。
  19年度補正、20年度当初予算などが審議されました。

・生田地域との意見交換会。
  北淡地域の小学校、保育所については、一定の結論が出ていますが、地域住民の意見を尊重して
  統廃合などを進めていきます。
今日も沢山の意見が出ましたが、地域の意見と保護者の意見そして理想論が主に大別されました。
  最後は、保護者と相談して進めるということの中で、一定の結論を得ました。
  性急過ぎるという意見が有りますが、私の意見としては、遅すぎるのです。
  皆さんのご理解を宜しくお願いします。

2008年02月26日

2.26事件

今週あたりから、淡路市洲本市広域事務組合議会、淡路広域議会、そして淡路市市議会などの定例的活動が始まります。
市民、住民を代表しての、相互監視そしてセーフテイーネットの機能が議会という制度の中に有ります。
それは、行政と同じで、単年度の事ではありません。継続して課題などは引き継がれ、議会全体として市民、住民に対して説明責任などが有ります。

今朝の新聞に、洲本市の20年度予算の概要が発表されていました。一般会計は209億円、市の財政調整基金(貯金)残は、4億2千万円。
ほぼ同じ人口、面積の淡路市の一般会計が、270億円、財政基金残は1億2千万円。震災の影響が大きいものの、それでも、淡路市の財政運営がいかに肥大化しているかという事です。
その為に、人件費も切り詰めなければなりません。今年度末、60人近い職員が退職する予定です。そして、採用は10人にも満たない。これは、合併協議時の計画を上回って進行している結果となっています。これだけしても、これまでの借金、付けは大きく、財政運営は困難を極めています。
そんな中でも、最低限、決められた事、子供たちの体育館、給食センター、そして防災拠点などは整備しなければなりません。それらは、工夫をして出来るだけ一般財源を使わない手法での予算運営です。

・議員面談。
・水道部との協議。
・国民健康保険運営協議会の予算協議。
・議員懇談会。
・第95回淡路市洲本市広域事務組合議会。

・遠田地域保育所園の休園等についての説明会。
  父親の墓が在る地域です。叔母の門正代が保育士として活躍していた地です。
  子供の頃から、母と、姉と、そして一人で春と秋、墓参りに通っていた地です。
  その地に、地元の人達が馴染んでいる保育園を休園する事を私がお願いに上がりました。
  歴史の不思議を体感しました。

1936年昭和11年2月26日、皇道派の青年将校達が兵卒を動員して、行動を起こしました。
その日は、雪だったと聞いています。
今日は、雨と風。
昭和7年の独断行動と言われた5.15事件とは違うものでした。

小中学校保育所園の統廃合、休園は、まさに淡路市全体のやむを得ぬ縮合施策です。
今の時期を失したら、淡路市の将来に禍根を残します。
手ぬるいとまで言われる淡路市行財政改革は、最後まで、市民に説明責任を果たしながら、順番に整理していかねばなりません。

2008年02月25日

20年度当初予算記者発表

当初予算は何とか組めましたが、中身は厳しいものが有ります。
今日、午前中、記者発表をしました。公表は、3月4日です。

さて昨夜の、長沢地区での保育所園の会議の事を報告します。
説明の考え方については、既報していますので、省きます。
保育所も小学校も、とにかく無くなると困る、という議論に終始しました。在るものが無くなるという喪失感は、理屈では説明できない事です。
私の友人の一人も、説明会の住民側に居ました。同じ目線と感性を持った一人です。行政側と住民側との対峙関係は私の場合、違います。しかし、一般的にはそう見られてしまうのでしょう。
それが辛い気持ちです。

今日、資本を動かし活躍する方々、NPO法人のスポーツクラブの理事長の来訪を受けました。
過疎化には関係のない方々です。
また、その後、冬柴国土交通大臣の集いに参加しました。国会議員、県議会議員、知事など数多くの来賓、大広間に入りきれない参加者、そしてピタリと離れないSP。
華やかな宴の中で、過疎の市の一人として、奇妙な疎外感を味わいながら、決してそこに染まらない自分に充足感を持ちました。

全体の意見交換会が終わり、秘書と二人だけ残り、長沢地区の方々と遅くまで語りました。
過疎という現実の中で、どうしようもない苛立ち、疎外感を持っている方との会話は難しく、辛いものが有りました。しかし、今はその感情の部分は辛抱してもらわなければならない時期です。

何よりも、まず優先すべきは子供達の事、それは誰もが分かっていながら、現実を自分がどう受け止めていいのか、言葉の端々に苦悩が感じられました。
今週後、4か所回ります。
全てが終わって総括して、報告します。

ネオン煌く都会から、明石海峡大橋を渡って、暗く静謐な故郷に帰って来ながら、言葉が浮かんできました。
煌く陽光、澄んだ空気、静謐な環境、そして夕日、あなたは風になれます。
美しい郷、淡路市で会いましょう。

2008年02月24日

小中学校・保育所園の地域の会

2月24日日曜日。早朝、粉雪が舞っていました。そう言えば昨夜の月は、異常に綺麗でした。
奇しくも、今日は、私の誕生日。

合併前から、少子による学校・保育所の適正規模は議論されてきました。
幼少期の教育が人間形成に与える影響は、多くの識者に指摘されていますが、それを待つまでもなく、現場の指導者はその事に危機感を持っていました。
一連の検討は、旧北淡町の学校規模適正化検討委員会に始まり、保育所保護者会の「早急に統廃合を」の意見書、そして、合併協議会の、幼稚園保育所一元化、通学区域は新市で検討、また、津名郡5町新市まちづくり計画で、適正な通園、通学区域の見直しの検討で位置づけられました。

そして、合併して一年間は、継続と融和という事で、協議検討という猶予期間を置き、翌年度、18年、資産の見直しと再整備の観点から、小中・保育所適正規模を諮問、去年2月に答申を受けました。
これは既に発表などされていますが、
小学校はクラス替え可能な規模、中学校は9学級以上の規模、保育所園は3歳児以上が年齢別保育の実施が可能な規模とされ、
早急に見直し検討が望まれると結ばれました。

この間、国会、県議会、或いは県当局、そして何よりも市民の皆様方の意見などを尊重しながら、淡路市の継続可能な財政状況にも配慮し、一定の方向性を決めました。
今日は、長沢地域の方々と話をしました。
私の悪い癖で、相手の話の途中で意見を言ってしまったりして失礼しました。
詳細は別途、報告します。

山田地区県民交流広場、オープンイベントで挨拶。
インターシテイーミーテイング、ロータリーの会で挨拶。チベットから来られてる、バイマーヤンジンさんの話に感激。三回目ですが。

帰宅し、一人誕生日を過ごすのかと思いましたが、沢山のメール、プレゼント、一人でないのを実感しました。感謝。
長沢の会は辛かったです。しかし、私で良かったと思っています。

2008年02月23日

春近し

早朝、玄関に桃の花が届けられていました。風情の心を持った方からと思われます。
有難うございました。早速、広間に活けさせてもらいました。何時でも御覧下さい。流派は歌道流です。
IMG_1073.jpg

目的と手段

目的のために手段を選ばない行為は、結果として例え目的が達成出来たとしても虚しいものです。

加西市が去年、何とも表現のしようのない事で話題を提供しました。
市議会が市長不信任決議を成立させました。職員の採用試験の合否の方法を巡っての事でした。議論のあるところでしたが、「受験の前からその方法を公表しておれば問題は無かったのでしょうが、不透明感は拭え無い」というのが一般的な見方でした。
結果は淡路市議の有志が傍聴に行ったぐらいの注目を浴びましたが、現職は再選され、問題はうやむやのまま、後味悪い住民感情が残っただけとなったようです。

市当局と市議会の関係は、やはり相互監視と協調しての地域作りにあります。
PRの方法としては、テレビを利用するのが最高に効率的です。
一つの方法としては面白い選択肢でもあります。
議会が21人の賛成で決議、市長は10日以内に議会を解散、新議会で過半数の議員が市長を失職させ、市長選挙、この間、テレビは面白おかしく淡路市を連呼。
名前だけは売れますが、何かを疑われますか?

・消費者協会幡井会長の兵庫県社会賞受賞パーテイー。
  井戸知事も出席して島内外から、サンシャインホール一杯に集まりました。私も、花束を贈呈しました

・津名連合町内会総会。
  淡路市は町内会の協力なしには運営が難しいです。今後とも宜しくお願いします。
  森会長さん、お世話になりました。
・南あわじ市出田市議市政報告会。think-island議員連盟「淡路島の今を考える」パネルデイスカッショ
 ン。
 三市有志議員が今回は南あわじ市に集まり、意見交換会をしました。着実に連携は進展しています。
 行政も負けてはいられません。

家の隣に、淡路島では初めての「高齢者対応賃貸住宅」が、3月1日にオープンします。
全館バリアフリーで、介護を必要とする人、退院後の住まいなどに利用可能です。
名称は、「しあわせの菜の花畑、淡路」、個室65室です。

2008年02月22日

上杉鷹山

産経新聞に、テレビタレントの橋下大阪府知事は、「大阪の鷹山たりうるか?」という記事が載っていました。
鷹山の改革は、地道に継続され、それが実を結ぶのに実に半世紀もの歳月を要しています。
鷹山が後継者に送った言葉は、「国家人民のために立ちたる君にて、君のために立ちたる国家人民にはこれなく候」まさに、時代を超えて訴えてくる言葉です。

さて、過日、これも新聞報道ですが、淡路市の財政健全化計画(19~23)で、22年度には財政調整基金はほぼ底をつく。これは、1防災公園、2総合体育館整備、3繰上げ償還、4富島区画整理事業などを予定通り実施するからだ、という記載が有りました。
市民が誤解すると困りますので説明します。
1は、特定財源が補填されます。2は交付税が充当可能です。3は実質公債費比率を下げるためでこれも財源は特定財源を予定しています。4だけは一般財源が3年間で3億円弱かかりますが、これは事業終了のための経費で、ストップするわけにはいきません。

また、旧町議場の有効活用進まずの記事もありました。合併初年度から色々検討し、市民などのアイデアを募ったりしてきましたが、なかなか妙案が出てきません。
津名総合事務所を議会専用棟にするなどの検討とか、職域を越えた利用なども視野にいれ活用方策を模索していきます。

・仕事の民間企業の参入などの協議。
・少子対策の協議。
・行財政改革の協議。
・北淡事務所との協議。
・一宮地域有志との懇談。
・教育委員会との協議。
・北淡地区住民有志との協議。

2008年02月21日

ムスリム・モスク

神戸から来庁されました。
IMG_1070.jpg
ムスリムとは、イスラム教徒の事だそうです。
県議会の加田先生と来られました。バデリア理事長・キルキー名誉顧問・海本板宿自動車社長。

議案書ヒアリング

上巳の節句、雛祭りの日が、議会開会日。これもまた、歴史の巡り合わせか?

ヒアリングしながら、感じた事を書きます。
地方財政悪化の原因は複合的だと言われています。淡路市も同じ事です。そうで有るとしたら、原因を丹念に検証等することが必要です。
最近、モラルハザード(倫理の欠如)という言葉がよく使われます。行政にも当てはまる事が、複合的に存在しています。
そういう背景、そして合併というハンデイーを背負いながら、これまで努めてきました。

淡路市、そして旧5町は、他の団体と同じように起債という制度を使い、これまで住民のサービス向上のために事業を推進してきました。
起債(借金)の是非は本来、住民が判断すべきものなのですが、そのための、セーフテイーネットが機能していたのかどうか?
起債は、償還能力が確実でなくてはなりません。行政の財政とは、税金で運営されているわけですから、持続可能が絶対条件です。

「国の言う通りにやってきた結果が今の財政悪化」という人も居ますが、たとえそうであったとしても、今は、淡路市民一丸となって事にあたらなければなりません。

議案予定総数は、70弱です。
農業委員の定数なども検討されています。合併時67から30へ、そして20名前後へと見直し検討されています。
合併による財政見直しなどの期限は、後、7年。もう待ったなしの改革整理が必要です。

・生田町内会の方々が来庁されました。
・一宮地区の工事などについて協議しました。
・水道料金について協議しました。
・墓地の運営などについて協議しました。
・震災記念館について相談しました。
・津名高校の同窓会について意見交換しました。
・淡路市を考える会が開催されました。
今日は、竹元塾長の基本講義がありました。調整不足で、事前の打ち合わせも無いまま、塾長に
  急遽お願いしてしてもらいましたが、参加者は感激していました。
    市政報告会の意義。ゲストスピーカーの重要性。各種計画の見直しの必要性。
    塾としての問題意識。10daysボランテイア。勉強会の在り方。市民の参画。公園島構想。
    淡路市運営のコンセプト。光、音、香、風そして森さらに風土資産。市民講座。
    各種プロジェクトから人材育成。
  多岐にわたるお話でした。有難うございました。

2008年02月20日

センターライン

寒い暗闇の中で、車列を誘導しながら友は思った。
文学は遠い。売れる本はタレント本、話題の首長は元タレント。腐った国の腐りかけた時代の人生を生きてしまった。しかし、センターラインを間違えて、車を誘導してはいけない。

その思いに、私はこう答えた。
友よ、今一度立ち上がろう。攻撃権の無いデイフェンスラインが、敗色濃厚な状況で最後の力を振り絞って、相手オフェンスに立ち向かう美学を、思い出そう。無償の行為の向こうに果てしない夢をみた、あの頃を思い出そう。

今日も、切れ目の無いスケジュウルの狭間で、苦悩する友の豊かな時間を、羨ましく思いました。

・記者発表の打ち合わせ。
・淡路市を考える会との意見交換。
・パルシェの、人事などの協議。
・有志議員との懇談。花博跡地、コミュ二テイーバス、一宮中学体育館など。
・淡路島議会議員研修会、歓迎挨拶。講師は、県庁時代の大先輩、元県議会事務局長などを歴任
  された、井上正敏さんでした。久しぶりに笑顔に会え良かったです。
  有難うございました。

・保育所・園の相談。
・体育館の協議。
・津名地区連合町内会総会の相談。
・市議会の準備などなど。

ふと振り返ると、暗い闇が広がっていました。
「陽が上らぬ夜は無い」だったか、「夜の明けない夜は無い」だったか、いづれにしろ、「暗い夜も、必ず朝が来て陽が上ります」
友よ、センターラインを死守してくれ。

2008年02月19日

点滴穿石

過渡期の淡路市、周りはどうあれぶれずに、一つ一つ改革を実行していかないと、10年後、20年後に必ず後悔することになります。
今年、生まれた子供たちに、地域エゴ、自己利益誘導のつけを押し付けないようにしなければなりません。
そうした観点で、今日も協議等が続きました。

・津名連合町内会との協議。

・平成19年度第3回淡路地域政策懇話会。
平成20年度県予算の説明が有りました。概要だけ報告します。
  一般会計当初予算は、前年比、マイナスの5.4%と過去最高の減少率です。
  淡路市関連の主なものは、
    ・ふれあいの祭典淡路フェステイバルが、11月にしづかホール周辺で開催されます。
    ・明石海峡大橋開通、10周年記念事業。
    ・合併支援道路の推進(尾崎志筑線、富島久留麻線など)
    ・淡路島民族芸能フェステイバル。
    ・主な投資的事業。(生穂漁港整備、山田・五斗長地区ほ場整備、志筑川改修、佐野運動公園
                 整備。その他道路改良など)
    淡路市としての要望など。
     ・猪豚対策の推進。
     ・佐野運動公園雨天練習場の整備。(当初予算には未計上。)
     ・保育所・園、小学校などの統廃合などの指導など。    

・株北淡の業務報告と、これからの運営などについて協議しました。

・株おのころ愛ランドとの面談。第三セクターの整理などについて協議しました。

・兵庫県警本部長との面談。被害者対策などについて意見交換しました。

・東浦行政についての協議。人事交流などについて協議などしました。

2008年02月18日

穏やかな朝

久しぶりに走ってみました。
走りながら考えてみると、結構、いい考えが浮かぶものです。

・少子対策推進本部会議。
淡路市の20年度の対策を検討しました。後日、詳細を報告します。

・高齢者講座しづか学園閉校式。
  淡路市中央公民館事業の一環として、しづのおだまき館で開催されました。
  受講資格は、60歳以上。期間は一年間。80名ほどの方々が集まり熱心に学ばれていました。
  淡路市の財政状況などについて講演しました。

odamaki.jpg

・頭髪感謝碑建立入魂式。
  美容組合淡路支部の支部長は、「アムール」の高橋ひろこさんです。今日は姿は見えませんでした。
  イザナギ神宮で除幕式が行われ、直会がウエステインホテルで開催されました。
  社団法人CISV日本協会関西支部の深井美貴子さんなども参加され、多彩な参加者で盛り上がり
  ました。

・淡路市漁業振興協議会。
  臨時総会が開催されました。
  平成20年度の事業、調査研究、水産業活性化事業などについて話あわれました。
  のりのPRについてもこれからしていかなければならないなど、協議されました。

色々な協議、また、相談事など有りますが、決してしてはならない事の一つに、信頼を裏切る事が有ります。
依頼された事を、親切にボランテイアとして対応した事を、依頼者が裏切るような事をした場合、その失望感は、倍増します。
まあ、期待した方が馬鹿だと言われれば、仕方無いですが。いずれにしても、相手がしたからと言って、自分も同じ事をしては駄目です。
市長になってからもうすぐ3年、色々な人間模様を見てきました。いずれ報告しますが、情けない事も有ります。

2008年02月17日

雪の日曜日

2月真ん中の日曜日、陽が見えたと思ったら、粉雪が舞ったりしていました。
淡路市役所、本庁舎に忙しく働く職員の姿が多かったです。

過日、県が新行革プランを公表しました。
累積収支不足が拡大し、組織を見直し、職員給与を初めて本給カットに踏み込むという厳しいものでした。
淡路市も、厳しい状況に有ります。
しかし、これは国が制度改正も含め、これまでの地方行政の運営方針を軌道修正したからでもあります。だから責任は無いとは言えません。
平成20年度の当初予算も何とか編成はしましたが、ギリギリの状況で、国へ要望している交付税頼みの状況です。

こういう、ある意味で混乱過渡期には、愉快犯的な言動をする人達が居ますが、冷静に現状を把握し、出来る事で最善を尽くす事が必要です。
最近も色々な事が言われていますが、私の所へは何の議論も有りません。
自分の一方的な意見の発信は、単に、騒動を起こそうとしているだけにしか見えません。

保育所園関係者の集い

サンパーク会議室で、100人ほどが意見交換をしました。
この事が目的ではなく、始まりです。皆で、将来に向かって美しい淡路市のための、後継者を育てましょう。
IMG_1040.jpg

2008年02月16日

保育所・園関係者の意見交換会

土曜日、夕刻、仕事を終えて、関係者がサンパークに集まり意見交換会をしました。
現場の保育所・園を回る中で、一堂に会して色んな意見の交換、また休園などにあたっての情報交換などを通じて、子供たちの教育環境をどのようにしたらいいのかを話し合う、全体の場が欲しいという意見があり、今回の開催になりなました。
これを契機として、信頼の輪が広がることを期待します。
合併という施策の選択の中で、子ども達のための教育環境の整備は、まず、事務レベルの説明から、最終的には、市長の私が、地域に出向き理解を求めます。
淡路市全体のバランスを保守することが、結果として、各地域を守り育てます。

また、サンシャインホールでは、第3回淡路市文化祭が開催されました。
音楽、芸能、お茶席、作品展示などで賑わいました。
玄関には、特別顧問の肩書きで、私の名前の松が有りました。
IMG_1039.jpg

お茶会では、素人の私達にご指導いただき有難うございました。

2008年02月15日

各種会合

色々な場所で会合などの開催が加速しています。

今日も、友人の会に参加しました。
そこで、出会った人たちの多様性に驚きました。国会議員、大学の先輩、水道の専門職、医療関係の人、プロゴルファーの父、県議会議員、団体の理事長など、昔、お世話になった人から今親交のある方々まで、束の間の語らいでしたが、有意義な会でした。

職員の家族との意見交換会は、本音の会話の一端が見えて、楽しいものでした。
私の事の、悪口だけを言っているブログが有るそうで、そのマネだけは、市長にして欲しくない、という事も言われました。
言われるまでもなく、人として守るべき常識は持っています。これまで以上に正義は守ります。と。答えました。
想像以上に、若い人たちは、真剣に自分たちの未来を考えています。そして、物事の本質を、よく見ています。

特定の目的を持っている団体の有志の会にも、参加しました。
彼らとの、主義主張は違いますが、自分たちの事、目的の達成のためにだけならば手段を選ばないという手法は、間違っているという事を、話の中で了承されました。
短い時間でしたが、それだけで意味がありました。

いずれにしても、淡路市の未来に向かって、夫々が歩んでいます。

2008年02月14日

バレンタインデー

まずは、ご配意?いただいた方々に、お礼申し上げます。
チョコレート業界の仕掛けとか言う言葉も有りますが、素直に喜ぶ事も必要でしょう。
バレンタイン貯金とか言う、義理チョコ分でチャリテイーをとか言う試みも、ニュースになっていました。

姫路菓子博は4月18日から開催されますが、バレンタインに合わせてPRを強化するそうです。
一方、県は、議員の報酬10%、職員も初の本給カットを決めたようです。今年から11年間で、職員給与1600億円の削減目標の意味するものは、複雑です。
また、派手なパホーマンスで売り出し中?の橋下大阪府知事は、選挙期間中に言及していた公約?の軌道修正に入ったようです。

いずれにしても、表があれば必ず裏が有り、明には暗が有ります。
双方向の視点、判断を大切にしなければなりません。

2008年02月13日

釜口保育所

職員面談最終の訪問は、遅くなりました。
IMG_1035.jpg
保育所などの、現場訪問は、机上よりも大事です。
遅くまで待っていてくれて有難うございました。

淡路市職員面談

昨年の10月から始めた、職員面談を、今日一応終了しました。
約5か月、今日現在の総数、656人。
仕事の都合、休暇中などで未了の職員、面談の時、時間が足りなかった職員などは、これから随時面談を続けていきます。
大口で残っているのは、社会教育関係と、カーネーションホームなどです。
現場まで出かけていっての面談は、仕事に差し支えなどがあって、気を使います。

これまでも言ってきましたが、直接が無理な場合は、メールなどの情報手段を利用すれば、効率的に出来ますので、多くの参加を期待しています。

体調が不安定な方、また、勤務時間などがタイト、或いは、不規則な方などの面談も、順次、対応していきますので、工夫方、宜しくお願いします。

これから、逐次、面談結果の報告もしていきます。

門淡独言。面談は与えられるもの、期待だけするものではなく、自ら求め、その機会を創出する所に意味が有る。

2008年02月12日

AED操作研修会

淡路市部長級会議メンバー等が、淡路広域消防事務組合津名一宮分署長の湯谷さん、救急担当の向所さんの指導を受けました。
IMG_1034.jpg
IMG_1033.jpg
心肺蘇生法。救急車到着まで勇気を持って応急手当をしましょう。
1反応確認2救助依頼3気道確保4呼吸確認5人工呼吸6胸骨圧迫7AED使用

連休明け

連休明け、部長会議から始まりました。
議題としては、市議会、業者との接遇の適正化、情報公開と漏洩の違い、人事など内部情報処理の適正管理、学校・保育所園の統廃合の正しい理解、後期高齢者医療制度の設立の意味、財政運営についてなどでした。
また、日曜日に開催された淡路市連合婦人会の事も報告されました。
課題は、津名地区の婦人会不在の解消、話題は、産婦人科、助産師の誘致と高齢者のグループホーム、いずれにしろ少子高齢の問題でした。

引き続き、AEDの使用研修が有りました。
市民の安心安全を、直接守るのも職員の責務の一つです。

一宮住民の方から、地元の工事のことについて相談を受けました。地域の工事は、現場の同意が原則なので難しいことが多いです。

保育所・園、小学校の統廃合について、特定の目的のために反対運動をしようとしている人達がいるようです。義務教育など大方の子ども達が同じ質の教育を受けなければならない基本を無視しての行動は、理解不能です。
保護者は、小規模化した学校には子ども達を通わせたくないという人が多い。一方、学校が無くなると地域が衰退すると考える住民もいます。
しかし、住民間の対立を懸念して、解決をたなざらしにしてはいけません。
冷静に、淡路市の将来を見据えなければなりません。

淡路島市長会。来年度の予算等を協議しました。

育波漁協役員会との意見交換会。淡路市の第一次産業について活発な意見交換をしました。

2008年02月11日

建国記念の日

早朝、国旗を掲揚しました。
日本人、民族そしてこの国に今、生きる者として節目を祝う当然の行為が、少数派という現実は、それなりの意味があるとしても、殺伐とした世相を表す一因です。
世の中を混乱させ目的を遂げようとする人間達にとっては、運動が成功したという事なのでしょうが、歴史は必ず裁いてくれます。

歴史と言えば、ウエステインホテルで、日本国家がその功績を認め、歴史に名を刻む叙勲の祝賀会が有りました。
元淡路町消防団の東根弘さんです。
昨年秋の叙勲で、瑞宝双光章を受章されました。
昭和25年から約57年の永きにわたり、消防業務に精励し、地域防災に尽くした功績、そして、阪神淡路大震災にあっては、自らの事は顧みず、団員を招集し被災者の救護、復旧活動に積極的に取り組み、二次災害の防止に努められました。
200人近い人たちが駆けつけお祝いをしました。

西村代議士、原県会議員、その他多数の人たちが、祝宴に駆けつけました。
心から、東根さんの受賞を喜ぶ、楽しい会でした。
これから、いよいよ淡路市、攻めの行政に向かいます。

2008年02月10日

淡路市連合婦人会合同研修会

連休中日、サンシャインホールで開催されました。
私の講演でしたが、熱心に聞いていただきました。有難うございました。

私は、話の前に、必ず二つの事をお願いしています。
一つは、参考になる事を一つは探してもらうこと。二つは、好き嫌いに関わらず、まず聞いて判断してもらう事。今日も、そこから入りました。
淡路市の現状、財政状況、行財政改革、淡路市の魅力、そして今後の展開などでした。
質問として、産婦人科、高齢者のグループホームが出ましたが、いずれも少子高齢に関してのもので、関心の深さを感じました。
008 (2).jpg

2部に,胡弓とギター演奏、講演として池田政崇氏の「薬との上手な付き合い方」がありました。
婦人会活動、地域の核の一つです。津名地域が結成されていません。今後の課題です。
kokyu.jpg

門淡独言。環境を少し変えるだけで展開は計れます。淡路市も小さなことから変革です。

2008年02月09日

生穂ふれあい会オープニングでの一コマ

お茶会で同席した方とのショットです。
地域づくりはこの若者達にかかっています。
nagao.jpg

活性化とは

闇雲に活性化と叫んでいるだけでは、意味が有りません。
まさに、その地域に合った方法を将来を見据えて模索しなければなりません。集約化を図り、質を高めるのが田舎に合った一つの方法でも有ります。

小雨の土曜日、各地でイベントなどが有りました。
・生穂ふれあい会
  県民交流広場事業の一環として、生穂会館で開催されました。
河端会長のリーダーシップのもと、お茶会、各種展示、餅つき大会などで賑わいました。
  淡路島で現在、20箇所その内、淡路市の9箇所、地域活性化の拠点です。

ikuho.jpg

・常隆寺振興会
  常隆寺振興、本殿改修完了、そして客殿の改築の用意などの相談会が、簡保センターで開催され
  ました。
  本堂の改修が終わり、これから客殿の改修です。墓地の検討なども協議されました。

・山古志村に学ぶ防災とまちづくりフォーラム
  新潟県中越地震の教訓として行政と地域の連携を考える会が、淡路ふるさと塾主催で、サンシャイン
  ホールで開催されました。
  長島忠美衆議院議員(前山古志村村長)の講演で賑わいました。
yamacosi.jpg
資料の中に、月刊あわじ平成7年4月号掲載の木村幸一氏の「淡路島へのひとり言」を見ました。
震災後の淡路島復権に向けての、思索ある秀文でした。

災害はいつ来るかも分かりません。まず、自分自身で出来ることから対策しましょう。

2008年02月08日

花金?

昔、休み前の金曜日の事を、花金と言ってましたが、市長職には、全く関係ないようです。
かえって休日に入るので、その間の調整に手を取られることがあります。

今日は、県庁との連絡調整などでバタバタしました。
・金融業界との打ち合わせ。
・古物商との意見交換会。
・教育委員会、議会、財政課、税務課、秘書課などを回りました。
 県庁組織は、整備されています。
・有志県議会議員との意見交換会。
瞬く間に、時間は過ぎました。途中、洲本市、津名から連絡が入りましたが、洲本市五色町担当の松原
副市長の急逝は、波紋を広げています。

一言。と言うより、陳謝。兵庫工業会の案内文章の事で、淡路市が抜けている?と皮肉がましく書きましたが、案内者以外はこの団体ですよと、丁寧な取り扱いであったようです。連絡がありましたので、説明と共に、誤解したことを陳謝いたします。
厳しい淡路市、僻み根性だけはこれからもなくさなければなりません。反省。

2008年02月07日

ものづくり技術懇話会

社団法人兵庫工業会が、第4回をウエステインホテル淡路で開催されました。
参加者は、県関係、兵庫工業会、開催地関係機関、市、商工会などでした。
知事との意見交換の形をとり、発表者として、ミツ精機相談役、三洋エナジー南淡社長、薫寿堂社長、ハニー化成社長などで、技術者間の企業の垣根を超えた交流及び行政に科学技術振興事業へのフィードバックを推進する事を目的としているそうです。

・印象に残ったのは、案内文の公文書の、淡路関係の案内先に、「淡路市」の名前だけが無かった事です。意識的とは思いたくないのですが、兵庫工業会の事ですので、何か意味が有るように感じましたが?単なる欠落にしては、おかしな事です。

まそれはそれとして、昨日の室津まちづくり協議会で出た意見などを紹介します。今、関係部局で検討中です。
・環境立島、観光立島の推進を。
・西谷川ボックスの抜本的改修を。断面不足?
・県道の歩道整備の推進を。
・防災、消火関係の整備推進を。
・治山、治水、ため池などの維持管理費などの農家負担が大変。
・街路灯の維持負担が大変。防犯灯との位置づけ、全市の取り扱いなどの一元化を。
・少子化問題。学校の見直し。
・通学路の安全改修を。
・通勤通学の補助制度を。
・第一次産業の育成を。
・地域活性化施策の推進を。
・パルシェの道路、観光バスが通れるように。
・高速バス停留所の整備を。
・北淡インター周辺の整備。旧西中の道路を整備してインターまで。防犯灯の設置を。
 農協の駐車場に駐車されて困っている。対策を。
・漁協事務所の移転改築を。
・祭りをアピールして活性化を。
・学校は統合してからが大変。その対策を。
・保育所・園の休園後は、子供たちに行く場所の選択権を。そのようにします。
・明石大橋の料金が、島のままにしている。低減化運動の推進を。
・イベント、点から線そして面へ。
・リピーターを増やすため、もてなし、心の問題。
・東、西海岸のバランスを。
・農業、漁業、商業の連携、地域ぐるみで。
・投資効果を見ながら、生活の在り方を。
・商売人が少なくなった。
・子供、高齢者の集まる場所を。
・第一次産業の活性化を。
・スローシテイー構想。
・島の魅力の発信。
・まず、実行。海と山の接近を利用して、展望台を。
主なものです。座談会方式でしたので、活発な意見交換が有りました。

2008年02月06日

トップマネージメント会議

小中学校、保育所・園の統廃合等について開催されました。
・小中学校再編計画では、適正規模で適正教育をすることにより、子ども達により良い教育環境を提供
 する事が目的です。
・その考え方については、19年2月、「淡路市立小中学校・保育所、園適正規模等審議会」の答申を受
 け、報告は決まりました。特に、旧北淡町については、決定済みでした。
 (そのポイント)
  1小学校  適正規模とは、クラス替えが可能な複数学級編成が出来る規模。
  2中学校  適正規模とは、9学級以上の学校規模。
  3保育所  適正規模とは、年齢別保育(3歳児以上)の実施が可能となる規模。
・それを受け、市では再編計画を検討しました。
  小学校では、21年から、生2小と生田小の休校という事で、説明をしています。
  保育所では、20年から、長沢、仁井・野島・富島のうち2園、生田、尾崎・遠田のうち1園の休園です

これらの検討にあたっては、三つのポイントがあります。これらにつきましてはブログで既報済みです。
1 地域整備
2 財政運営
3 適正規模
いずれもが、重要な事では有りますが、まず優先されるべきは、子ども達にとってどうか?という事です。
それゆえ、3の適正規模からの議論が優先されます。1は、感情的な部分ですので、今の時期には、辛抱しなければならない事柄です。
2については、今、真剣に考えないと、今のつけを子ども達に回してしまうという最悪の結果が想定されます。
情報を検討する中で、出た意見に対しての考え方の概要を報告します。
・送迎はどうなるのか?
  常識の範囲で、対応すべきものは実施します。
・統合は、固定されているのか?
  施設の状況などを検討して、休園、休校を検討します。行き先は、保護者に選択してもらいます。
・一気に統合すべきでは?
  現状では、子ども達に無理をかけてしまうので、計画をして慎重に実施します。
・地域のコンセンサスが得られなくても実施するのか?
  淡路市全体のバランスの中での計画なので、ご理解願います。
・説明の時期が遅いのでは?
  保育所・園について入園案内の事務処理をしたのではという、ご指摘と思うが、慎重な検討のため
  後日になってしまった。ご理解願いたい。
・跡地利用はどうか?
  それぞれ地域の意見などを聞きながら、地域の役にたつような事を相談します。
・学校、保育所が無くなると寂しい。
  子ども達のために、ご理解願いたい。
・地域を軽んじているのでは?
  ありえない、そうであれば、説明会など実施しない。共に、子ども達、淡路市の将来について、考え
  前向きな方向性を模索していただきたい。
・施設整備をどう考えているのか?
  例えば、北淡地域に一つとして、それ相当のものを作るのは、今の財政状況では難しい。
  とすれば、温水プール棟を改修し、保育所・園として再利用することまで考えなければならない。
  あらゆる選択肢、知恵、工夫などを検討しなければならない状態です。

今日も、会議の合間に、来客など多数でした。
・南あわじ市議会の有志の視察研修。
・近畿地方整備局神戸港湾事務所長との面談。
・志筑八幡神社の総代さんとの面談。
・市議会議員有志との面談。
・新阜前東浦町長との面談。
・室津まちづくり協議会との意見交換会。
20名を超える地域の方々との有意義な意見交換会でした。
  真剣な色々な意見が有りました。今後とも宜しくお願いします。
  会長は、凪文昌さんで、まさに地域のリーダーです。

一言。広島県で、小学校を21校休校にした市があります。淡路市はゆっくりいきます。スローライフです。

2008年02月05日

デビュー

中田の蓑田喜一さん所蔵の、サボテンが、淡路市夢舞台の奇跡の星の植物館に移植されることになりました。
これまでご自宅の温室にありましたが、沢山の人に見てもらいたいという事で、県立の温室へのデビューとなりました。中田公民館の意見交換会で、私が話しを聞き、花博記念協会の上田理事長に相談、植物館と市の企画部、総合事務所などの協議調整を経て決まりました。
大きいものですから、移植後の活着が気になります。皆さんも楽しみにしていて下さい。
sabotenn.jpg

今日、一つの別れが有りました。
洲本市松原副市長の葬儀が、鮎原であり参列しました。18年4月10日就任ですから、2年に満たない、急逝でした。
大動脈解離という、それまで元気であったのに何故という最後であったようです。
今年の新年、これまで来られた事の無かった松原副市長が、私の所に挨拶に来られました。忙しい最中の事でしたので、簡単な挨拶で終わりましたが、何か言いたかったのではなかったのかと気になっています。
柳洲本市長の叫ぶような弔辞の言葉が耳に残っています。

友人と急遽、話する機会が有りました。
「門、市民を諦めさせたらあかん。今の状況で、経験、人脈、気持ちを持って頑張れるのは、お前がベターや。しかし、ベストなんか思たらあかん。頑張れ!」
と、訳の分ったようで分らない、エールをおくられました。考えてみます。

2008年02月04日

住民税

淡路市は、日常生活で、個人では出来ない、地域社会に共通する仕事を幅広く行っています。
学校、保健・福祉、住宅、道路・公園整備、ゴミ処理、消防、住民基本台帳などです。
その為の費用を住民がその能力に応じて分担する税金、それが住民税です。

淡路市では、一般財源収入の総額は、180億円程度、その内の市税が52億円程度、そして、住民税がその内の20億円程度です。固定資産税が28億円程度ですから、後は、軽自動車税の1億円とたばこ税の3億円という事になります。
結果として、残りは、地方交付税頼みで、110億円程度となっています。
いずれにしても、淡路市が自力で運営するのは難しいものが有ります。

今日は、20年当初予算の最終の詰めをしていました。
予算規模的には、一般会計で公債費を除き、対前年減額予算となる状況です。
財源的には、かなり苦労しています。普通財産売り払い収入を強めに見込み、公債費負担適正化計画の繰上げ計画なども一部、計上保留として、歳出においても、収入見合いで相当の執行保留としなければなりません。

県においても、職員の給与カットが検討されているようで、市としても、52億円程度もある人件費の取り扱いが大変です。

今日、JC(淡路青年会議所)のインタビューを受けました。やり取りの概要を、紹介します。
Q・淡路島が抱える問題。
A・三市であるため、島トータルのコンセプトが無い。具体的数値目標の設定が必要。
Q・淡路市のビジョン。
A・地域住民主導の地域作り。夢、故郷、未来。
Q・JCに期待すること。
A・失敗を恐れず、まず行動する事。
Q・JCにしか出来ない事とは。
A・一市への働きかけ。
などでした。皆さんの淡路JCの印象はどうでしょうか?

2008年02月03日

如月

2月初めの日曜日は、雨と雪の日になりました。
2月は何かが始まる月とも言われています。早朝、職員も働いています。

今日も、公民館事業などが各地で開催されていました。
時間の関係で参加出来なかった所もありますが、中田公民館は、お茶会、絵画、習字、盆栽などの展示、即売会などで賑わっていました。
長沢の県民交流広場事業「自然ふれあい長沢」は、副市長に行ってもらいました。
佐野会館は、行きましたがもう終わってました。

ウエステインで、関西大学の淡路市OB会が開催され参加しました。
丁度、そこで結婚式に遭遇し、花嫁の父に頼まれて記念の写真を撮りました。参加者の中に先日の、合コンメンバーに会いましたが、こう書くと誤解しそうな人が居ますので説明しますが、県民局長時代から、今時分、出会いの場とかいう少子化対策?をしていますが、若い人たちの意見交換会の懇親会をコラボレートしていましたが、先日もしました、その時の参加者の子達が、又、もう一度やると言って、喜んでいました。

夕刻は、有志市民と淡路市を考える会に参加しました。今日は、津名地域の有志でした。
突出した産業が無い淡路市で、過疎化が進行している現況をどう打破するか?
市長は第二の宮崎県知事になれとエールをおくられましたが、有難うございました。第一の淡路市長を目指します。
その前に、市長職は、行政の舵取り役でもあります。5町を纏める事を、今は優先させています。
邪魔だけをしているように見える行為も有りますが、それも又、一つの意見です。丁寧に解決していきます。
西村代議士からも、淡路市の現状について、理解の得る言葉をいただきました。
これから、いよいよ攻めの時代です。

2008年02月02日

太陽は何時まで燃えるのか?

人間の体内時間では、太陽が消えるなんて事は、今、考えなくていい事だろうが、何時かその時はかならず来る。そう考えて、それならば生きている間に、良いことをしようと思う人と、どうせそうなら悪いことでも何でも自分の得になることをしようという人とに、大別される。

心理テストの一つにロールシャハテストというのが有ります。学校で、図面を見せられ、何に見えるか試された経験があるはずです。見方によっては、蝶に見えたり顔に見えたりするやつです。
どちらの視点で見るか、聞くかで全く理解が違います。
説明会のような時でも、初めから聞く気が無い人が居ます。相手を理解しようとする努力は、人間に与えられた特権のはずです。自然の恵みに感謝し、明日の淡路市を考えましょう。

淡路市も、地球環境問題に真剣に取り組む姿勢から市政を展開しなければなりません。
基幹産業が第一次産業であるいじょう、自然との連携は避けて通れません、観光においても大型プロジェクトが容易でない状況では、風力発電などのクリーンエネルギーなどのイメージ作戦を展開することが大事です。
そうした基盤のもとに、淡路市の経済活動の活性化を模索し、雇用問題が地域性に起因しているのであれば、労働は市外で住居は安全安心な快適空間の淡路市でといった定住化施策を実行する。
また、少子化については、新しい学校、保育所・園の構築により保護者に安心感を持たせ、後期高齢者医療制度などの危機感に対しては、超高齢社会を想定した工夫のある事業の推進を計りながら、厳しい財政下の社会保障制度で淡路市民がいかに対応するか、維持できるかの対処方法を検討しなければならない。これは、誰も助けてくれません。淡路市民が共同して後継者に美しい淡路市を託するためにも、過渡期の今、努力しなければならないのです。

今、新年度当初予算を作成中ですが、「前向きに夢を抱くことが出来る淡路市に向かって、どのように課題を解決し、実行していくのか」を市民に問う予算となります。

姿は厳しい予算に見えても、中身は淡路市の将来を切り拓く心の予算です。
ロールシャハテストを受けるのは、私も含めた、市民そのものです。

2008年02月01日

管理監督職研修

久しぶりに、津名ハイツの朝風呂に行きました。
そこで、3市合同の研修受講者に会いました。30人程が、3市から集まり、宿泊研修をしていました。
いずれ、淡路島市のスタッフとして、共同で努める仲間達です。流石、お風呂の使い方も、整然としていました。
因みに、旧5町、温浴施設が無いのは、津名地域だけで、唯一、津名ハイツが時間限定で、一般に開放してくれています。課題は、サウナの質向上とスポーツ施設です。

公式の集まりではありませんが、情報の共有と相互連携の機運が、淡路市の中で高まっています。
第三セクター等、4施設の意見交換会、誕生日、同学年等の懇親会が開催され、また、各施設などの男女の出会いサポートの懇親会、保育士など同職種の集まりなども計画されています。
淡路市の地形のハンデイーキャップ解消に、大事な試みです。

そんな集まりの中で、「子供が、相手の事を綺麗と感じるのは、その外観ではなく、相手の心の綺麗さ、美しさを表現しています」と聞きました。
確か何処かの保育園で、聞いた言葉を思い出しました。更に、磨かなければなりません。(蛇足か?)

その他の意見などを報告します。
・津名総合事務所を、議会専用棟に改修すれば、議員も活動拠点ができ、市民も便利。
・北淡温水プールを、保育所・園に改修整備し、保育環境の質の向上を図る。
・明石海峡大橋を利用する淡路島周遊券の発行。
・花博跡地の裁判、市長が初めから言っていた通りでしたね!
・洲本市が管理職手当ての1割削減を発表していますが?「淡路市はそれでも、3市の中で一番低い
 額で頑張っています」
・旧山古志村長の長島衆議院議員が9日にサンシャインホールで、「防災とまちづくり」の講演をします。
 私も、直下型の阪神淡路大震災の時、県の土木部総務課長として努めました。
・徳島バスが、時間限定ですが、津名一宮、東浦インターバス停に停車、身近で小さな事の努力が大事
 ですね。
・前市議の打土井博さんが、志筑小学校で震災体験を語りました。悲しみを風化させてはいけません。
 こうした地道な努力が本当に大事なのです。有難うございました。