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2008年02月06日
トップマネージメント会議
小中学校、保育所・園の統廃合等について開催されました。
・小中学校再編計画では、適正規模で適正教育をすることにより、子ども達により良い教育環境を提供
する事が目的です。
・その考え方については、19年2月、「淡路市立小中学校・保育所、園適正規模等審議会」の答申を受
け、報告は決まりました。特に、旧北淡町については、決定済みでした。
(そのポイント)
1小学校 適正規模とは、クラス替えが可能な複数学級編成が出来る規模。
2中学校 適正規模とは、9学級以上の学校規模。
3保育所 適正規模とは、年齢別保育(3歳児以上)の実施が可能となる規模。
・それを受け、市では再編計画を検討しました。
小学校では、21年から、生2小と生田小の休校という事で、説明をしています。
保育所では、20年から、長沢、仁井・野島・富島のうち2園、生田、尾崎・遠田のうち1園の休園です
これらの検討にあたっては、三つのポイントがあります。これらにつきましてはブログで既報済みです。
1 地域整備
2 財政運営
3 適正規模
いずれもが、重要な事では有りますが、まず優先されるべきは、子ども達にとってどうか?という事です。
それゆえ、3の適正規模からの議論が優先されます。1は、感情的な部分ですので、今の時期には、辛抱しなければならない事柄です。
2については、今、真剣に考えないと、今のつけを子ども達に回してしまうという最悪の結果が想定されます。
情報を検討する中で、出た意見に対しての考え方の概要を報告します。
・送迎はどうなるのか?
常識の範囲で、対応すべきものは実施します。
・統合は、固定されているのか?
施設の状況などを検討して、休園、休校を検討します。行き先は、保護者に選択してもらいます。
・一気に統合すべきでは?
現状では、子ども達に無理をかけてしまうので、計画をして慎重に実施します。
・地域のコンセンサスが得られなくても実施するのか?
淡路市全体のバランスの中での計画なので、ご理解願います。
・説明の時期が遅いのでは?
保育所・園について入園案内の事務処理をしたのではという、ご指摘と思うが、慎重な検討のため
後日になってしまった。ご理解願いたい。
・跡地利用はどうか?
それぞれ地域の意見などを聞きながら、地域の役にたつような事を相談します。
・学校、保育所が無くなると寂しい。
子ども達のために、ご理解願いたい。
・地域を軽んじているのでは?
ありえない、そうであれば、説明会など実施しない。共に、子ども達、淡路市の将来について、考え
前向きな方向性を模索していただきたい。
・施設整備をどう考えているのか?
例えば、北淡地域に一つとして、それ相当のものを作るのは、今の財政状況では難しい。
とすれば、温水プール棟を改修し、保育所・園として再利用することまで考えなければならない。
あらゆる選択肢、知恵、工夫などを検討しなければならない状態です。
今日も、会議の合間に、来客など多数でした。
・南あわじ市議会の有志の視察研修。
・近畿地方整備局神戸港湾事務所長との面談。
・志筑八幡神社の総代さんとの面談。
・市議会議員有志との面談。
・新阜前東浦町長との面談。
・室津まちづくり協議会との意見交換会。
20名を超える地域の方々との有意義な意見交換会でした。
真剣な色々な意見が有りました。今後とも宜しくお願いします。
会長は、凪文昌さんで、まさに地域のリーダーです。
一言。広島県で、小学校を21校休校にした市があります。淡路市はゆっくりいきます。スローライフです。