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2008年02月04日

住民税

淡路市は、日常生活で、個人では出来ない、地域社会に共通する仕事を幅広く行っています。
学校、保健・福祉、住宅、道路・公園整備、ゴミ処理、消防、住民基本台帳などです。
その為の費用を住民がその能力に応じて分担する税金、それが住民税です。

淡路市では、一般財源収入の総額は、180億円程度、その内の市税が52億円程度、そして、住民税がその内の20億円程度です。固定資産税が28億円程度ですから、後は、軽自動車税の1億円とたばこ税の3億円という事になります。
結果として、残りは、地方交付税頼みで、110億円程度となっています。
いずれにしても、淡路市が自力で運営するのは難しいものが有ります。

今日は、20年当初予算の最終の詰めをしていました。
予算規模的には、一般会計で公債費を除き、対前年減額予算となる状況です。
財源的には、かなり苦労しています。普通財産売り払い収入を強めに見込み、公債費負担適正化計画の繰上げ計画なども一部、計上保留として、歳出においても、収入見合いで相当の執行保留としなければなりません。

県においても、職員の給与カットが検討されているようで、市としても、52億円程度もある人件費の取り扱いが大変です。

今日、JC(淡路青年会議所)のインタビューを受けました。やり取りの概要を、紹介します。
Q・淡路島が抱える問題。
A・三市であるため、島トータルのコンセプトが無い。具体的数値目標の設定が必要。
Q・淡路市のビジョン。
A・地域住民主導の地域作り。夢、故郷、未来。
Q・JCに期待すること。
A・失敗を恐れず、まず行動する事。
Q・JCにしか出来ない事とは。
A・一市への働きかけ。
などでした。皆さんの淡路JCの印象はどうでしょうか?