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2008年02月27日

白眼青眼

今週は、保育所の統廃合についての5地域を訪問しています。
これまで、事務的な説明などを経過して、合併の過渡期を考慮して、直接、理解を求めるために希望の住民との会です。
当然、賛成の意見は、サイレントマジョリテイーとして有りますから、反対の意見が多いです。
幾らかに、整理されます。
1何が有ろうと反対。これまでの経験から、行政不信、自分たちは辛い経験をしたなど。
2在るものが無くなるという喪失感。
3地域の核が無くなり、過疎化が進行する。
4少人数の保育の方が良い。
5高齢者たちが寂しがる。心の支えとして必要。
こういった意見が私が感じた主なものです。
その他の意見。活性化施策を市がして保育所を守るべき。市長への個人攻撃。手続きが不備、早すぎるといったような事は、問題のすり替えで、本質から離れているように思います。

完全に欠落している議論は、淡路市の財政状況です。これまで、3年間、詳細に何回も説明しているのですが、たぶん、その事は市行政の事だと言う事でしょう。
とすれば、その他の事も任せておくと言ったスタンスでないと、矛盾撞着になります。

財政は守れ、お金は使えでは、どうしようもありません。
どこかの町長が非難されたように、「破たんして国に面倒を見てもらおう」という事であれば、簡単です。
未来の淡路市民達に笑われないように、敢えて、スケープゴートとしての存在に甘んじます。

そして重要な事は、子供たちの保育を効率的にする事が、判断の基幹になるべきで、託児所的考え方は、また別の問題です。
また、この事を、政争の具、そして自分の利益の為に利用するなんて事は許されません。
矛盾撞着の無為無策で、淡路市全体が崩壊することは、避けなければなりません。

その他の出来事。
・無所属議員との意見交換会。
・夕日が丘クリーンセンター焼却場についての協議。
・淡路市議会清和会との意見交換会。
・平成20年第1回淡路広域議会定例会。
  水道企業団、行政事務組合、消防事務組合。
  19年度補正、20年度当初予算などが審議されました。

・生田地域との意見交換会。
  北淡地域の小学校、保育所については、一定の結論が出ていますが、地域住民の意見を尊重して
  統廃合などを進めていきます。
今日も沢山の意見が出ましたが、地域の意見と保護者の意見そして理想論が主に大別されました。
  最後は、保護者と相談して進めるということの中で、一定の結論を得ました。
  性急過ぎるという意見が有りますが、私の意見としては、遅すぎるのです。
  皆さんのご理解を宜しくお願いします。