日記 « 淡路歴史浪漫・風景街道フォーラム | 活動報告のトップ | 現場視察そして声 »

2008年03月08日

保育所・園の統廃合計画について

土日に関係なく、職員も働いています。合併した市は何処とも大変ですが、淡路市のように地形が複雑で、人口が散在している所は特に大変です。全て、新しいところから出発しなければならないからです。
その方が、やりがいが有るという視点も有ります。

まさに、多様な価値観、視点が有るわけで、今回の保育所休園の計画の、「半年間の猶予」についても、説明不足のところが有りますので、補足説明します。

計画は原則変えません。変えれない事情が有ります。
財政破たん回避の、計画推進は10年のうち後、七年しか残っていません。待った無しの現況です。

ただ、話し合いの中で、子供たちの保育教育の観点から、ほとんどの父兄が賛成と思っていたのですが、2~3割程度の父兄に、事務手続きに無理が有るという意見が有りました。
義務教育では有りませんので、選択肢は父兄側に有りますからその事を尊重する上で、半年の手続き期間を置きました。
勿論、行政としても出来るだけ、まず何よりも子供たちのことを優先する上で、しなければならない事を整理します。市と話し合って、整理がついて子供たちが不在になりしだい、休園します。

子供たちのこと、市域全体を見る視点から、全てが休園で整理できたという事も、結果としてあり得ます。

また、保育所・園、小学校の存在そのものに価値観を優先される方々とは、また、違った意味での話し合いが必要です。
「子供の声が聞こえないと寂しい」という意見に対しては、今は、この部分は子供たちの適正教育の観点から、辛抱して欲しいのです。他に代替の方法は幾らでも有ると思います。
感情の問題は、全てをひっくるめて考えてしまいますので、整理が難しいですが、子ども達の未来、淡路市の将来に視点を置いて、今は、考えています。

結果として、映画の猿の惑星のようにならないようにしなければなりません。