日記 « 現場視察そして声 | 活動報告のトップ | 夕張市のこと »

2008年03月10日

認知症について

まだやりたい事がある!唇をかみ悲しみを堪える高橋尚子マラソンランナーの顔に、「夢は叶え続ければ叶う」という言葉が重なり、一人の人間の生き様を複雑な思いで感じました。

さて、先日、認知症について学ぶ機会がありました。
高齢国家と言われている日本にとって、重大な一つのテーマです。

説明によると、日本には約160万人、高齢者世帯7世帯に1人の割合で認知症の高齢者がいるようです。
認知症は病気で、種類によっては治るものや早期に発見・対処することで症状を遅らせることが出来るようです。
1アルツハイマー病 2脳血管障害によるもの 3その他 以上に大別され、種類によって対処方法も異なります。早期発見、早期対応が肝心です。年のせいだからとか、暫く様子を見ようなどと思わないで、下記の状況などに気づいた場合、早めに医師に相談して下さい。

曜日や月が分からない。道順が不明確。物をしまった場所をよく忘れる。電気製品を使いこなせない。
状況に合った着衣、更衣が出来ない。お金が払えない。体の具合が悪くないのに行動が不活発。
本やテレビの筋がわからない。数日前の会話を思い出せない。会話の途中で言いたい事を忘れる。
会話の途中で単語が出てこない。人の顔を忘れる。人の名前が思い出せない。最近の事を忘れる。

これらの事で、全て認知症の病気だと思うのも、早計です。
自分自身の健康管理に留意する姿勢が、まず大事です。
認知症という病気に正しく向き合い、明るい家族生活を維持しましょう。