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2008年03月23日
平成19年度最終週
新しい年の始めと、新しい年度の始め、似て非なるものが有ります。
個人的な事と、団体的な事の違いです。
就任三か月で、平松大阪市長の存在が問われています。
前任者の行財政改革の継承に当たって、「ブレーキを踏むわけでもなく、アクセルも踏まない。ギアをニュウートラルにしたまま惰性運転を続けている」と、批判されています。
アマチュアは、アマチュアのプライドを無くすと害にしかならない時が有ります。関西の核として、頑張って欲しい。
淡路市の小学校数は、洲本市のほぼ倍。
色々な見地から、教育委員会が検討していますが、他市の教育委員会で、学校統廃合よりも、小規模校の弱点を「連携授業」で補うという趣旨の検討がされているそうです。
小学校が地域コミュ二テイーの核という観点からの発想だそうですが、一見、まともな議論に見えて、本筋から離れています。
どのように説明しようと、子供を「利用」しているからなのです。
小規模校の「弱点」と認めておきながら、それを補てんする方法が現状維持。
一歩譲って、学校が地域コミュ二テイーの核とするなら、そうした地域から必ず子供が消える日は、来ます。子供たちが居なくなった学校施設を、その地域が核として、利用する方策を考えるべきです。
学校の適正規模と、地域整備の観点は、同次元で考えるのに、無理が有るのです。
物事には、賛否両論が有ります。そして、その地域に見合った財政、地形が有ります。距離や自然条件で、どうしようもない地域と、少し努力することで対応が可能な地域は、本質的に違います。
その時代に見合った選択をすること、それが優先されます。
淡路市、今は、縮小を覚悟し、質を高める方向を選択すべき時です。