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2008年03月24日

サービス残業?

大阪府の朝礼で、知事と女性職員との会話が話題になっています。
結論から言えば、双方とも明確な認識があっての議論とは認識しがたいものが有りました。

女性職員が言った、「サービス残業」と言う言葉、その人の視点からすると、通勤などの時間もサービス残業という意味に取られかねない。通勤手当が出ているという意味とは違った次元で。
知事が言った、「サービス残業、有難う」という言葉は論外。法を掌る知事が、違法を認める発言は、元お笑いタレント弁護士という経歴を差し引いたとしても、お粗末。横山ノック元知事の二の舞にならないように祈ります。
「人の事を言う前にーーー」と言われそうですので、ここらで止めときます。

時間外とは、管理職が命令した職務であって、その対価として手当が支給されます。
理屈はそうですが、現実は色々と有ります。
管理職は、職員の仕事を明確に把握しておかなければなりませんし、職員は時間内に効率的に仕事を処理しなければなりません。
命ずる側の管理職には、適正配分による仕事の分配、そして健康管理などの責任が有りますし、職員には義務が有ります。昼間遊んでいて夜仕事をしているとか、休日だけに仕事をするとかの市民からの批判は、避けなければなりません。
理屈はそうですが、その他にも、色々問題、視点が有ります。

今日は、予算特別委員会の総括質疑が有りました。
大阪府で言うならば、管理職以外は、サービス残業か?
色々な議論、意見が交わされましたが、一つ、一つの言葉が、トータルとしてまとまっているのか、というところが難しいところです。
また、時には、個人的な憶測の言葉が飛び出したりして、委員会が紛糾しそうになりましたが、委員長の好判断で、無事、終わりました。

一宮中学校の体育館も話題になりました。
中学校の体育館は要ります。財源から特例債を使うため市民体育館兼用として、他の地域のバランスから規模査定をし、将来は、有事の時の使用、小学校などの併用も含めて、多目的に利用することを目指した、体育館です。
しかも、用地はすでに旧一宮町が、確保していた土地です。
財源がないのだから、過疎が進行する所には不要という話も有りましたが、地域のバランスを考えた、淡路市の将来も、見すえる必要が有ります。