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2008年03月28日
淡路市議会閉会
産経新聞に、「枯れ木が香りを放つ島、淡路島へ出かけたところ西海岸の旧一宮町に、枯木神社というのが有りました。興味深い香木伝説もあります。---淡路島はお香の一大生産地であり、日本の線香生産工場のほとんどは淡路市に集まっている。全国シェアー70%」と報道されていました。
自分たちの利点を、上手く伝える事が大事です。
淡路市も、今は負債を解消し、縮小を覚悟した上で質を高める施策が進行しています。
財政健全化には、これまで無防備に執行してきた施設群の整理が不可欠です。
子供たちを犠牲にし、じり貧の消滅を待つ不作為は、避けなければなりません。自分たちだけというトレンドを見直し、教育の原点、将来への布石にシフトしなければ、夕張市の轍を踏むことになると言って過言では有りません。
そうした観点で予算を編成し、議会に承認してもらいました。
幾つかのポイントを紹介します。
1基礎的施設の整備。
一宮中学校の体育館は、防災センター的機能、市民センター機能、将来の小学校との共用まで視野
にいれ、規模査定、財源の確保を工夫して取り掛かります。
また、給食センターは、防災センターとこれも共用し市民交流センターとして、日本でも始めての施設
とし、将来的には高齢者や弱者の配膳センター的機能も視野に入れて、取り掛かります。
いづれもが、用地が既に決定されていたもので、出来るだけ、地元業者が執行出来るように検討しま
す。
2受益者負担の適正化。
これまで統一の取れていなかった各種施設などの使用料等を見直し、受益者負担の適正化を図ると
ともに、そうする事で、市民の意識改革にも努め、また、弱者等へは適切な減免等の措置をします。
3保育所・園の休園。
適正規模等審議会の諮問を、19年2月に受け、順次、説明など進めてきましたが、一部地域の要望
などを考慮し、半年間の猶予期間を設けました。
また、学童保育は、受益者負担の適正化を図り、その事により、より多様な対応も推進します。
4小中学校の統廃合。
合併前から、北淡町は一元化計画が進んでいましたが、合併後、淡路市としての審議会答申を経て
淡路市に見合った、そして何よりも子供達優先の、新しい学校つくりに地域の理解を求めて、取り組
みます。
小規模教育を誰も、否定するものではありません。しかし、同級生の居ない小規模は、学校を必要と
しません。常識的限度が有ります。
豊岡市の学校教育が言われていますが、地理的な特殊な所と比較するのは、駄目です。
5その他、関西看護大学への、研修人事派遣により、公私協調し、淡路市、淡路島の核としての文教施設の発展維持を推進します。
いずれにしても、「住んで良かったと実感出来る」美しい淡路市作りに努めます。