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2008年04月23日

国益

国益とは、広辞苑に短く解説されています。「国の利益、国利」。
そして、「国利民福」とは、国家の利益と、人民の幸福と続く。

NHK海外向け放送の古森委員長発言で、国益という言葉が議論を呼んでいますが、それでは、市益の意味はどうだろうか?
ある意味では、市民の大多数の立場に立った意見、考え方.。そして、将来にわたって市民が、良かったと感じるものでなければならないでしょう。

ある新聞のコラムで、元国会議員の塩川さんが、「高齢の方から、涙眼で、私達はもう死ねと言う事ですかと訴えられて、国が悪いとしか答えられなかった」と書いていました。
事柄は、抜本的と言われている後期高齢者医療制度に関してです。
そして、「あまりにも、財政的な見地からの改革で、思いやりが無い。国がきちんとすれば、若者も高齢者も喜ぶ施策がある」と結んでいました。

多様な検討と、丁寧な対応が大事で、目先の利益に急ぎ過ぎると、国益が損なわれてしまいます。
淡路市も同様で、身の丈に合った市政運営が求められます。

・広域水道の合併に関しての協議。
・小学校の統廃合などについての協議。
・建設事業の有り方についての協議。
・北播、東播、淡路の公平委員会連合会総会がサンシャインホールで開催されました。

部長級会議の歓迎会が開催されました。
色々と意見が有りましたが、説明責任とは?と問われて、「幾ら立派な説明でも、相手が理解しなければ説明責任を果たした事にならない」と答えました。

また、市長の文章には、漢字が多すぎると指摘を受けました。
「日本の文化は、漢字の文化でもあり、何でも平仮名で書いて相手に媚びるような教育をし続けたから、今の堕落は始まった」と答えました。
いずれも、受け取り方で印象が違っているかも分りません。陳謝。

一言。最近の地球環境の違和感に、風の音というか、吹き具合が有ります。昔の春風は優しくどこか艶めかしくありました。最近は、風が急いでいるように感じられます。