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2008年05月02日
造形美
京都という街、幕末の激動期もそうであったように、よそ者を受け入れる街とも言える。
造形美の極致とも言える、京都琵琶湖疏水の大事業を決断した、当時の知事は、兵庫県出身、工事を任された最高責任者は、若干21才の田辺朔郎は東京出身。
東京遷都に伴い、人口が激減、産業衰退、水不足の状況を打破するため、京都活性化のための大土木事業は、わが国初の水力発電所、それによる路面電車、そして「哲学の小道」を生んだ。
一世紀を遥かに超えて、人力による土木工事は、風土になった。
それらは、当時、大規模な建設土木事業が、ほとんど外国人技師に任される状況の中で、日本人による建設という理念から生まれたと言える。
淡路市の建設も然り。
理念無き合併は、無用の混乱を招き、何も生み出さない。
元気な時は浪費、自分の体のためにランニングはしても、困って助けてくれと喚き、公道や公園の草引きをボランテイアでする人が少ない現代にあって、「老いて死せず」とならない為に、何をなすべきか?
京都疎水の造形美に学ぶ事は多い。
連休中日、今年は酷暑の予感がします。渇水になると、本土導水の有り難さが分かります。
・6月補正の作業。
・淡路水道企業団の協議。
・淡路高校川上校長先生の来庁。
・水道事業部の協議。
・県簡易水道協会の監査。
・平山忠雄さんへ、瑞宝単光章の伝達。
36年間にわたって努めていただいた事に対する、国からのお礼です。今後とも、淡路市のために宜しくお願いします。
・観光政策課・商工振興課との意見交換会。
広がりは人の輪に繋がり、明日の淡路市に繋がります。