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2008年06月24日

村八分

江戸時代以降、村落で行われていたとされる私的制裁。
受けている側にその意識がなければ、制裁にならないと思うが、それはそれとして、後の二分は、火事と葬儀。前者は自分たちにも被害が及ぶ恐れが有るので、見方によっては得手勝手だが、後者は、人間としての儀礼か。

しかし、葬祭場、火葬場、墓地などは、本来神聖で、人間の最後の舞台で有るのに忌避される傾向が有ります。
墓地については、埋葬の仕方が時代と共に変化しています。
土葬、火葬、鳥葬、などなど。そして、最近は、散骨型、庭園型、そして、樹木葬まで、いずれにしても、自然回帰で有る事には間違いありません。

難題は、火葬場です。
建設にあたって、地元近隣の同意を取るのに大変です。最後は、100%、必ず自分も行く所なのですが、自分が生きている間は嫌という訳です。
最近は、そういう事で、船に火葬場をというような考えも有ります。
成程と考えさせられる意見です。

淡路市も、火葬場がいよいよ建て替えの時期にきています。現地建て替えでも、再度の協議が必要ですし、出来るだけ、市民の感情に即したものにしなければなりません。
幸いに、淡路市には、海に面した広大な埋め立て地が有ります。
商業施設ですら利用がダメという代物ですから、まさに、火葬場には最適です。
近隣に施設などは無く、交通も便利、海に面して環境も最適です。
人が変えた自然の場で、人が自然に帰る。
火と死、これで村は十分になり、それなりの生活空間は確保されます。

今日は面談の一日でした。
・ふるさと納税で、島外の有志宅訪問。

・地元開発業者と面談。

・企業訪問との面談。企業誘致第一号です。

・津名地域6地区町内会長との面談。

・夏祭り、薪能などの事前検討。

・広域水道の課題検討。
  検針日、口径単価、諸事務の統一、福祉料金、職員配置など、合併効果を明確にして有利なものを
  選択しなければなりません。
  また、水道の諸事情により、統一単価の検討も必要です。