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2008年08月03日
蝉時雨
友人から、「蝉時雨の中で、作品を書いています」と便りが有りました。
正直、羨ましい限りです。
田舎の環境では、自然を当たり前の事として体感していますから、その事の維持には無関心な場合が有ります。
都会では、公園などの緑を維持することに配意をしますから、自然という事に敏感です。
ただし、都会から田舎へのそうした事の、一方的な押し付けの意見には、疑問も有ります。
淡路市の課題は、沢山有りますが、大きくは二つです。
1健全化判断比率の適正化。
実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率。
いずれも留意しなければなりませんが、特に、将来負担比率が厳しいです。
1千億円を超える起債残があるのですから、行財政改革が急がれます。
2適性規模などの推進。
西と東海岸に散在する人口、5町夫々を維持するために整備してきた施設群、それらを、淡路市として
どう再構築していくのかが、問題です。
例えば、ゾーニングです。
もう既に、その兆しは現れていますが、淡路市全体としては、二眼レフの状況が見えます。
地域としては、北淡は、富島が震災観光、浅野が文教、インター周辺が商業ゾーンの位置づけ。
イベントとしては、北の淡路市夏祭り、南のマラソン、薪能、と言った夫々の意味を認識し、バランス
の取れた施策の推進を図る。そう言ったことの整理も必要です。
いずれにしても、自然と共に、バランスよく生活を維持する方策を検討しなければなりません。
自分の事しか考えない視点からは、何も生まれません。
目的を明確にし、全体の福祉を希求する姿勢、それが大事です。
それにしても、暑い日が続いています。
熱中症に気をつけましょう。