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2008年08月12日

妙見山

標高522メートルの淡路市の最高峰です。
淡路市の地形の悪さの元凶でもありますが、そこに降った雨が、花崗岩の隙間を通って湧き出て、名水、「御井の清水」を生んでいます。(おいのしみず)。
そこから眺める、大阪湾の眺望も一見の価値が有ります。

景色は、夫々の心の持ちようで変わります。
異相のプロゴルファーで作家の、坂田信弘さん、洲本市で講演を聞いたことがありますが、家庭の都合で故郷を逃げ出し、今でもその負い目が消えないという。
そして、そのふる里の夕日が忘れられないと言う。
夕日だけでも多種多様。

自民党の麻生太郎幹事長は、財政再生原理主義より、今は、景気対策を優先すべきと言う。
国民の持っている、約1500兆円の金融資産が動かないのが問題であるとも。
ならば、淡路市のような田舎の市はどうすべきか?

平成の大合併第1号として、国にPRまでされた篠山市。
アメと言われた合併特例債の発行額は、164億円に膨らんで市の財政を圧迫していると言われています。
淡路市は、合併前からの地方債残高は全会計で、19年度末1,057億円。その内、阪神淡路大震災にかかるものが、171億円程度。
合併特例債にいたっては、250億円程度の枠の内、計画できたのが、120億円程度、そして実際使用したのが30億円弱にしか過ぎない。
市庁舎建設の取りやめ、給食センター二つを一つに、水道事務所建設の取りやめ、庁舎駐車場拡張の取りやめなど、最低限に事業を縮小した結果です。
この三年間、職員の100人程度の削減、特別職の給与カット、地域手当の廃止、その他人件費の削減など、これまで経費などの削減に努めてきましたが、効果はなかなかそれでも進みません。
市民一人当たり借金日本一と日経新聞に発表された起債残の重みは強い。

視点を変えて、今は、ふるさと納税と企業誘致に邁進すべき時です。

・教育委員、福本先生に辞令交付。
・県道円城寺線についての協議。
・南あわじ市から人形会館建設委員の委嘱について来庁。
・サンシャインホールについての市民からの相談。
・議会新役員との意見交換会。

明日からお盆。一日はあっと言う間に過ぎます。