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2008年09月11日
安田講堂事件
昭和44年の1月、私は既に、県立三原高校の職員としていました。
激しい攻防となったその事件の逮捕者633人の事を、警視庁警備1課長として指揮を執った、佐々淳行氏は、こう述懐しています。
「東大全共闘のメンバーで逮捕されたのは、38人、わずか6%。残りは他大学の外人部隊。勢力温存を理由に学外に逃げた行為は、私には、敵前逃亡に思えた。当事者でありながら、いざとなると日和る要領のよさと精神的なひ弱さが、彼らの世代の特徴。闘っている全共闘には理ありと感じていたが、問題は、その後、現在にいたるまでの総括。自分の事を棚にあげて、「今どきの若者は」なんて言うのは、許せません」
私たちの世代は、その全共闘世代の直前世代、何とか、右翼学生の末裔が、威厳?を保てていた風前の灯火の世代。
大阪府知事のマスコミという玩具を武器にした手法の評価は、リーダーシップの在り方に繋がる。
総括できない者に、リーダーシップは執れないと、佐々氏は断言していますが、大阪府、そして宮崎県のリーダーの評価は、10年で決まるでしょう。
さて、淡路市の財政状況は、これまで何度も詳しく説明してきましたが、地方公共団体の財政の健全化に関する法律による、健全化判断比率等の算定結果が、県から公表されました。
淡路市は、実質公債費比率が、24.0%、将来負担比率が371.0%と、どちらも厳しい状況で、特に、後者は、早期健全化基準の、350%を越えています。
理由は、明白で、阪神淡路大震災の起債残171億円が大きく影響しています。それを除けば、287.5%まで下がり基準内です。
そうは言っても、国の方針通り対応しなければならず、これまで、他の団体よりも先行していた地域整備などの、規模の見直し、日程の調整などをしなければなりません。
今日も、協議などの多い一日でした。
・遠田高速バス停駐車場の、拡充、安全対策など。
・明石海峡船舶事故、油抜き取りの日程など。
・独居老人など安全確認に資する、住民基本カードの検討など。
・排水対策の住民説明会など。
・教育委員会との情報共有の適正化など。
・市議会との意見交換の手法など。
・行財政改革の説明方法について。
・淡路市の財政状況についての説明方法など。
・選挙違反についての協議など。
・入札のあり方について。
ここらで、止めときます。切りが有りません。