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2008年11月05日

別れ

元津名町長、柏木和三郎さんの葬儀に参列し、弔辞を読みました。
最後の町長選挙にあたり、「5町合併を推進し、新市は、あんたに託する」と言われた言葉が、今の淡路市初代市長としての、私の存在に繋がっています。
ご冥福を、お祈りいたします。

そうした中でも、時は流れています。
職員代表への挨拶概要。

日本は、東京一極集中と地方分権の二重構造にある。
田舎の淡路市は、その不合理をもろに浴び、適切な税収が確保出来ず、その上、地方交付税の減少で、財政運営は危機に瀕している。
特殊事情としての阪神淡路大震災の関連事業費、860億円の起債残、171億円が、財政に決定的なダメージを与えている。
もとより、この事については、職員に直接責任があったわけではない。しかし、国から見れば、基金の使い方に問題があったという指摘になる。120億円有った基金が枯渇しかけているという現実は、災害有事の時に備える基金を、他の行政サービスに使ったということになる。
国、県に各般の援助などの措置を依頼しているが、それも、淡路市自身の自浄努力が前提となる。
この過渡期を共に耐えて欲しい。
抜けれないトンネルは無いし、昇らない朝陽は無い。

北淡地区市政報告会。
遅い時間帯にも関わらず、たくさんの人が、参加してくれました。有難うございました。
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