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2008年12月17日

しんぼう

政治に必要な、しんぼう、は四つ。
我慢する「辛抱」、求心力の「心棒」、信頼の「信望」、将来を見通す「深謀」だそうです。
なるほど、どれが欠けても駄目なものばかりです。
同じ、しんぼうでも、発音によって微妙に違うところが、日本語の素晴らしさか。

素晴らしいと言えば、作家、森見登美彦氏の言葉で、参考になるのが有りました。
「いい気になるな」文学賞をとった時に、父親から言われた言葉。
父親の希望の医者になれなかったこと。休学して将来を悩んでいたこと。父親からの手紙、「感情で決めるな、時間をかけて慎重に考えることー自慢の息子へ」
そして公務員試験に全滅し、これが最後と応募した小説「太陽の塔」が文学賞を受賞した時、父親からかけられた言葉だったそうです。
たまたま一つの存在になったからといって、いい気になる輩が多い昨今、心したい言葉です。

一宮地域で、有志の意見交換会が有りました。
活発な意見の交換が行われましたが、今こそ、団結しなければ駄目だという結論に達しました。
そして、これからは、田舎の時代が必ず到来するという事も話題になりました。
不況と言われてる時代、利権にしがみ付く特定の団体個人に関わらず、策略にしんぼうしながら、耐える時が、今の時代です。