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2008年12月19日

淡路市が平静な訳

これまで、淡路市の財政状況、何故そうなっているか、どうしなければならないか、を市政報告、市議会、各種会合、意見交換会、そして職員への説明会などで、説明などしてきました。
しかし、それでも、赤字を垂れ流す温水プールが、三つも必要と力説する人が居ます。
隣接の健全財政下の洲本市民は、淡路市のプールへ来ているようです。

その洲本市の倍以上在る小学校を、子供達のために適正規模に統一しようとすると、学校は地域のために残すべきと主張し、一宮中学校の体育館は、子供達が少なくなっていくから不必要だと言います。
平衡感覚がどこかおかしい。
水の中に自分で飛び込んで、誰かに突き落とされたと、喚いているような議論です。
それでも淡路市は、平静を保っています。

それは、何故なのか?
今日、明るい選挙啓発ポスターで、(財)明るい選挙推進協会会長・都道府県選挙管理委員会連合会会長賞を受賞した、室津小学校2年生の、凪優樹君の表彰状伝達に立ち会って、感じました。
子どもの澄んだ目です。
私達の故郷は、素晴らしい環境と、そして人情溢れる人々が居るからです。
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そんな子供達を守るために、今、過渡期の私たちが何をしなければならないか?
自分たちの出来ることで、今は最善を尽くし、耐えなければならないはずなのだが?
年若い友人の一人から、「故郷の人情は、時として冷たい。それは、豊かさの勘違いではないのか?」と便りが有りました。