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2009年02月03日

節分

如月、今日は半月、上弦の月。
明日は、立春。季節の変わり目として、色々な儀式が有ります。
豆まき、「福は内、鬼は外」と言いながらの習慣は、多くの地で引き継がれています。
因みに、4年前、「笑う門には福来る、あなたの街には門が来る」という言葉が有りました。

さて、淡路市の平成21年度当初予算編成は、最終段階にきています。
特別職の30%~20%の給与費の削減は、決定していましたが、市職員の給与費の見直し等削減は、今日、妥結しました。
私自身、40年の公務員生活の中で初めての事ですし、職員にとっても初めての経験です。
各々の生活設計にも影響を与える、給与カットは、最後の切り札です。
行財政改革の中で、歳入、歳出の見直しは、一部を残してやりつくしました。
市民の行財政サービスを確保するためには、究極の選択として、職員の一定期間の給与カットを、余儀なくされる状況に、淡路市はあります。
説明責任を果たす中で、市組合の了解を、今年、最初の節分という節目の日に得られました。
時の長として、感謝を申し上げます。

今の、在職する職員が、これまでの負債解消のために給与費をカットしなければならないのか?の疑問は有りますが、そうしなければ予算の編成が出来ない現実も有ります。

市職員組合の身を切る決断を、報告しました。
今日は、これ以上書けません。
想定の範囲内の行動ではあっても、自分自身の決断で職員に犠牲を強いる行為は、言葉では表せない辛さが有ります。
市民を代表して、感謝を重ねて申し上げます。
そして、市民の皆さんも、共に頑張りましょう。宜しくお願いします。