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2009年05月20日
5月補正予算
淡路市攻めの第1章。
なーんて格好よく決めたいのですが、現実は厳しい。
淡路市の予算は、国の示した財政健全化4指標を堅持しながら、選択と集中の予算執行という、バランスの綱渡りです。
国の補正予算に伴う緊急経済対策関連の補正予算についても、まず、4指標の動向を見ながらという事になります。
赤字の2指標はまず大丈夫。平成19年、350%を超えた将来負担比率は、20年度350%以下にする事が出来そうです。
ただ、下水道事業に係る繰り出し金の考え方で、使用料収入以外は全て、基準内繰り出し金とするものが有ります。これはただし、接続率ほぼ全域と言う視点からのもので、淡路市のようにまだ、64%以下の場合は、繰り出し金の比率をそこまでする事は難しい。
結果として、その見解が、実質公債比率に後年度影響しそうです。まだ、確定していませんから、その動向に留意しながら、作業に入っています。
計数の大枠で言うと、緊急経済対策関連が13億円程度、明石海峡船舶事故関連が2億5千万円程度、15億円程度の規模が想定されます。
内容で言うと、
1市民の生活に直結する、安全安心対策。
2将来を見越した、環境整備対策。
3市民サービスに寄与する、情報化対策。
以上の大枠。そして、特定する検討項目で言えば、
1出前市役所の検討経費。
2世界的観光立島淡路島への推進経費。
3聖隷病院等医療確保の検討経費。
4旧5町で格差のあった、防災情報の伝達手段の確保経費。などです。
(一言)
今を確保し、明日にも配慮する施策バランス、これが過渡期の淡路市の最大課題です。
打倒パホーマンス、私利私欲!