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2009年05月24日

克己復礼

己に勝ち礼にかえる。
時代を読まない偽善者は犯罪者より悪いと言われています。
それは、個人であっても、組織、団体であっても同じことです。
仕事の意味を考えないで、分からないまま判断行動してしまうのも同じ事です。

神戸の壁は、1980年8月2日、イタリア、ボローニャのテロ事件の結果と比較されました。
爆破で85名が死亡、駅の壁が損壊、市は壁を保存し、テロ行為の卑劣極まりない愚行を、後世への物質的語り部としました。
神戸市は、公費解体を方針とし、紆余曲折を経て、旧津名町が壁を移設しました。しかし、事の本質がきちんと理解されないまま、十数年が経過してしまいました。
淡路市として合併してから、その存在の説明責任は記述で報告しました。
そして、神戸の壁は、今年、終の棲家を、淡路市震災記念公園に見つけました。

今日も、各地域でそれなりの集会があり、そして、静かに盛り上がっていました。