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2010年01月16日

公共の使用料等について

上下水道事業について。
インフラ整備(正確にはインフラストラクチャー=都市構造の基盤となる施設等)は、市民が、安心安全で快適な生活を行うために実施されているものです。事業が特定されていますから、特別会計、企業会計として市民の一般的な税金の使途とは区別された会計処理がなされています。
1下水道事業。
 本来使用料は、2~4年毎に見直しをするのが適当とされています。淡路市の場合、合併して5年目に入りやっと見直しをすることが出来ました。これまで、不作為だなどと指摘されてきましたが、財政基盤の確立を優先させ、20年度決算で態勢が整ったことから実施検討する事が出来ました。なお、接続率は、現在65.5%ですが、闇雲に接続率を上げるだけではなく、淡路市の不正形な市域、不効率な人口分布等を再認識し、世界的観光立島の推進も視野に入れその在り方についても見直しています。
2上水道事業。
 淡路島は、明石海峡大橋経由でくる本土導水以前は、毎年、渇水に悩まされてきました。導水完成後は一度も断水は有りません。ただ、地域によっては危機的な状況を迎えたことが有ります。
 本土導水の条件は、島全体で上水道事業の運営をする事でした。合併の期限は、平成17年4月1日でしたが、行政合併を優先させるという理由で、平成22年4月1日に合併することになり事務処理を進めてきました。平成21年3月の淡路地域水道事業統合懇話会の提言により、「島内水道一元化が、将来にわたって島民に真の利益をもたらす」と位置づけられました。
 この事により、1安定した量と安心安全な水道供給。2統合により人件費等のコストダウン。3会計統合による安定経営。が計られます。
 料金は、平成17年の合併を見据えて、平成15年の提示料金を基準として算出していますが、淡路市の場合、基本料金について二つの口径でシェアー96%を占める13及び20mm口径で現行料金と比較して、13mmが1,155円で据え置き、20mmは1,680円が1,365円とダウン。従量料金も、使用水量10㎥までが126円が105円とダウン、その他は6.2%アップ。と配慮されました。
 結果、標準家庭ベース(13mm20㎥月)で、現行4,200円が4,305円と、一月105円アップに留まりました。
(合併前・津名4,740一宮5,250淡路3,507東浦3,570北淡2,890円)
 なおこの事により特に影響の有る、海苔業界に対しては、これまでもある制度を利用して第一次産業育成助成制度で対応します。
 また、本来、17年に合併しておかなければならなかった簡易水道については、環境整備が整いしだい引き継ぎます。

・中田公民館新春懇談会。
質疑等の主な項目。地デジ放送対応の丁寧な説明、広報などで。河川改修の進捗状況。
  高速道路バスの利便性の向上対策。小学校の統廃合の考え方などについて。
  津名一宮インターの開発について。住みやすい環境作り等について。
  一億円金塊の今後について。などと多岐にわたりました。

(一言)
走り続けていなければ倒れると思うのは錯覚です。と、友人からメールがありました。