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2010年02月05日

生きる資格の基本

曽野綾子氏によると、「料理も出来ない男や女は、得手不得手は有るにしても、生きていくための最低限の食事作り、人として生きる資格に欠けている」そして、「年金を正しく扱えなかった金融庁の役人並み」と手厳しい。
最後に、「政治家は専門家でなければならないと同時に、普通の生活者でなければならない」としています。選ばれたと勘違いする輩には、分からない事でしょう。

さて、淡路島の生んだ偉人の一人、永田秀次郎(文人としては、青嵐)は、井戸塀の政治家、清貧の政治家として記憶されています。
兵庫県も15年前、阪神淡路大震災に遭遇し6千人以上の犠牲者を出しました。時の知事、貝原俊民氏を近くで見ていた私にとって、東京市長(現在の東京都知事)として、死者10万人以上と言われる犠牲者を出した関東大震災を、就任5カ月で体験した永田氏の思いは、量る事が出来ない。
最後まで、そのことを気にかけていたとされます。
いずれにしても、淡路島にも素晴らしい政治家が居たことを、私たちは誇りとすべきと同時に、それを生んだのは当時の淡路島民であった事を、胸に刻まなければならない。

・津名土地改良区理事会。

・自由民主党洲本支部総会。