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2010年03月11日

覇者の驕り

多くは、認識の薄さ、そして分析の間違いからくるが、いずれも勘違いが原点。
淡路市は、5町合併の市。
であるとしたら、新しい視点を持ち、すばやく現状を分析し、新しい未来の行政運営を実行しなければならない。
これが淡路市のマネイジメントのコンセプト。

市議会奥野議員の一般質問に答えた概要です。

受益者負担の原則。
駐車場使用料は、受益者負担金。地方財政の公課の一つ、特別賦金であり、特に利益を受ける人々から徴収するものです。
その意味からも、淡路市の財政状況は、職員の給与カットという言わば禁じ手までも講じながら、国、県の助成を継続して受ける中で何とか適正化しています。
それは、細部にわたって自治体自身が努力する事が前提となっています。歳出削減は勿論のこと、ふるさと納税など歳入に万全を尽くすことが必要です。
言うまでも無く、税負担は公平でなければならない。その視点から言えば、市営駐車場の整備、料金適正化の理念(事業・計画などの根底にある根本的な考え方)は、公平性が優位となります。
本来ならば、合併時に、整理、整備しておかなければならなかった市営駐車場問題は、財政の適正化まで先送りにしてきましたが、4指標に一定の目安がついたことにより、5年も遅れましたが、不作為を問われる前に、何とか取り掛かることになりました。
(1) 負担等の公平化。(受益者負担の適正化)
① 市内の有料(津名、岩屋、多賀等)と無料の整理。南あわじ、洲本市は有料。
② 借地料等経費、約3千万円は、市民全員の税金。受益者は2%以下。
(2) 不正等の対策。(駐車場の適正な管理)
① 放置自動車、自転車等の整理(東浦車両約20台程度)
② 駐車場代わりの常駐自動車の利用の整理。
③ 有料化で本来の利用者とそれ以外を区別する。
(3) 東浦道の駅の活性化。(駐車場利用者のサービスの向上)
① 道の駅機能は確保。
② 商工会とフローラルが協力して、施設の建て替え整備。
③ PRの看板等を整備する。雨天に対応する駐輪場等の整備等。
④ 有料部分は、2時間以内は無料。
(4) 説明等について。
① 地域審議会、町内会、老人会、その他各種会議等で5年間継続説明。
② 原則としての反対意見は無し。
③ 市民とその他の使用料金を区別化する。(市民利用の優遇措置)
④ 違法駐車等については、警察に通報する。
(参考)
平成22年度 東浦バスターミナル。東浦、北淡インター。
平成23年度 津名一宮インター(要調整)
以降     遠田、本四仁井など条件整備が整った所から調整。
*最終的には、淡路島全島での調整を目指す。

新阜議員の活性化と駐車場有料化の相関関係に答えました。
 ハード整備は、国庫の関係で急ぎますが、徴収などソフトは、慎重に行います。
 活性化を阻害するものについては、排除、対応します。
 そうしたものを、無料にする施策も必要です。

・岩屋住民との意見交換会。
   選挙の時は、応援したから覚えているか?と言う意見にどう答えたらいいのか?
   難しい場面でした。
   それは、応援しなかったらどうなんだ?という事に繋がります。
   兎に角、会話にならない会話に、意味が有るようでした。
   ふと、今は亡き友がその場にいなかって良かった、と思いました。

・東浦住民との意見交換会。
   小学校の卒業式を迎える少女に出会いました。
   その無限の可能性の前で、言葉は、不要でした。
   おじさんと言われた時、お兄さんと言われるには、時を駆ける少女に出会わないと駄目かと、
   思いました。
   将来の淡路島市長に、声をかけようとしたら、姿は消えていました。

今日も忙しかったです。明日はゆっくりしたいか?「無理か?」