日記 « ブームの陰 | 活動報告のトップ | 観光の展開 »

2010年03月16日

誤解

西南戦争(1877年)で、西郷軍の総指揮者として、鹿児島城山で戦死した桐野利秋(中村半次郎)は、幕末に人斬り半次郎として異名で知られていました。
しかし、暗殺は1件くらいだという説が有ります。
半次郎は、一般的に郷士出身、無学という誤解を受けています。

実際は、城下士出身、武骨に見えて、書、和歌もたしなんだ事実が残っています。
暗いイメージの誤解とは違い、歴史は語っています。
会津若松城(鶴ヶ城)の受け取りにあたって見せた、会津藩士への武士の名誉を許した行為は、今でも長州人への含むところある感情とは違い、会津人が薩摩にはこだわりを見せないところにも表れていると、言われています。

いずれにしろ、成否を度外視し、西郷と新たな政治の可能性に賭けた一本気は、「理想を説くようでいて、その実は利害得失を忘れない現代の現代の政治家」とは、異質なものです。
今の視点が、人斬り半次郎を誤解するのも、やむを得ない事か?

・花さじきの協議。
・グループホームの協議。
・自衛隊との意見交換会。

・正風会。
  淡路島一市について卓話しました。
  難しい課題は有りますが、解決出来ない課題は、有りません。
  淡路市から代表で参加していた皆さん、有難うございました。