日記 « みどりの日 | 活動報告のトップ | 連休の後 »
2010年05月05日
子供の日
・連絡が有りました。「腰痛などというものは、即病院。自力でとか我慢などという考え方は高齢者のもの、38歳の心は少年なら、無茶をしないで!」語感に優しさが有りました。
叱られなくなって大分たちます。最近、母親代わりが増えてきたようです。
素直になります。
・子供と言えば、夫婦別姓が、現実になりつつ有ります。
百地日本大学教授は、疑問を呈しています。
「夫婦別姓制度の最大の問題点は、家族よりも個人を優先して考える結果、家族の絆を破壊し、共同体としての家族まで崩壊させてしまうことに有る。また、夫婦別姓は、必然的に親子別制をもたらすが、これは子供の保護という見地からも、極めて疑問である。 さらに、家系の連続性が失われてしまえば、欧米社会とは異なり、絶対的な神よりも先祖を大事にし、祖先崇拝の中に独自の宗教意識や倫理観、道徳観を見い出してきた日本人の精神構造そのものさえ揺るがしかねない。」
少子化の進行には、避けて通れない議論です。
・祖先と言えば、永田青嵐氏が、子孫に伝えたチャップリンの言葉。
「自分が、一番気に入っている映画は、ザ・ラストワン」
一作ごとに命懸けでつくり、結果として最高の作品は最後の作品。真の芸術家は、武士道に通じます。
・武士、サムライ、は色々な譬えで使われます。
特に歴史の変わり目にそれらのエピソードは多い。幕末、島津久光と西郷隆盛との関係に複雑なねじれを持ち込み、君側の奸と疑われた中山尚之助は、維新後、不遇になった久光への忠誠心で、別の評価も得ています。
その人が栄職から離れても態度を変えない。一つの見識です。
・そして、老兵の言葉にも感じるものが有ります。
今年も、市を退職された方々が多くいました。
「old soldiers never die, they just fade away 」この場合の老兵とは、数多くの戦場を駆け抜け、しぶとく生き抜いてきた、誇り高き歴戦の勇士。自ら去りゆくことは、すべてを見届け、最後まで生き残った者に与えられた栄誉ある権利と使命」(西川りゅうじん氏)
・退職されても、これまでの自分史に誇りを持って、そして後輩達にもよろしくお願いします。
後輩達もいずれ皆さんの後に続きます。