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2010年06月16日

南あわじ市議会の視察

淡路市と南あわじ市の行政手法の一番の違いは、本庁方式と分庁方式です。
どちらがいいとか言う問題ではなく、質の違いです。
後者は、各部が旧の町地域に分かれているので、一度に二つの事を市民が解決しようとした時、各庁舎を回らなければならないという課題が有ります。
又、市長は一人ですから、分庁舎からその部の責任者が、集まってこなければならないという事も有ります。結果、決済処理に工夫が要ります。

淡路市は、何といっても、この地形です。そして、散在する人口分布。
事務所機能をどうするかという事が、課題です。
何所かで割り切って整理しなければ、共倒れです。

さて、議会運営も少しづづ違いました。概要などを紹介します。
・ケーブルテレビの撮影をしていましたが、オンタイムの放映では有りませんでした。
・傍聴は7人、中の一人が私を知っていて話しかけてくれました。小野市長さんと同級生でした。
 傍聴席も議員席も、殆ど私語は有りませんでした。
・議場には、市旗は有りましたが、国旗は有りませんでした。前に、国旗が議場に無いと私に言って
 きた市民が居ましたが、指摘する相手は議会、今は有ります。
・クールビズスタイルでした。
・当局の答弁は、全て、自席からでした。
・通告制は、きちんと守られていました。
・議会と当局のけじめは、熟成されていました。
・その他、参考になることが多く有りました。

・中田市長さん、河上議長さん初め、皆様方に御世話になりました。有難うございました。
写真は、新庁舎予定地だそうです。
aminami2.jpg

・市民の葬儀に出席しました。96歳の大往生でした。安らかにお休み下さい。
 喪主のお礼の挨拶も立派でした。
 礼を尽くす。大事な事です。それをしようとしない人間は結構多い。