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2010年07月09日
調整協議
最近は、目の前の面倒なことを避ける傾向が有ります。
記憶がきちんと脳の中に定着するには、行動することが重要であると言われています。例えば、鉄道駅で行われている「指差し確認」などはその典型です。
仕事をスムーズに行うには、めんどくさがらずに、調整協議を積み重ねることが必要です。
しかも、それには真面目に取り組む事が大事です。
敬意の無い敬礼は、しないほうがましです。
淡路市ほ、世界的観光立島を目指し諸施策を実行しています。
・企業誘致。これは、どんな企業でもいいという事ではありません。まず、雇用の創出が大事ですが、地域にとってプラスになるものでなければなりません。
・火葬場整備。
淡路島地域でするか、各市でするか、西海岸、東海岸、南北のバランスはどうか、いずれかで決断
しなければなりません。
・県施策との整合性について。
地域の視点も大事ですが、最終的には、広域的視点の調整が必要です。
・駐車場の整理について誤解をしている人が居るようで、再度説明します。
駐車場適正化(有料化)は、市行政が無理にしている事ではありません。地元の要望、協議を経て
しています。
また、違法駐車が増えるという指摘は、本末転倒で、法律が有るから罪を犯すの論法です。生活を
維持する為には、義務の履行は市民として当然で、子供達に躾をするのと同じです。
以下、考え方の骨子です。
受益者負担の原則。
駐車場使用料は、受益者負担金。地方財政の公課の一つ、特別賦金であり、特に利益を受ける人々から徴収するものです。
その意味からも、淡路市の財政状況は、職員の給与カットという言わば禁じ手までも講じながら、国、県の助成を継続して受ける中で何とか適正化しています。
それは、細部にわたって自治体自身が努力する事が前提となっています。歳出削減は勿論のこと、ふるさと納税など歳入に万全を尽くすことが必要です。
言うまでも無く、税負担は公平でなければならない。その視点から言えば、市営駐車場の整備、料金適正化の理念(事業・計画などの根底にある根本的な考え方)は、公平性が優位となります。
本来ならば、合併時に、整理、整備しておかなければならなかった市営駐車場問題は、財政の適正化まで先送りにしてきましたが、4指標に一定の目安がついたことにより、5年も遅れましたが、不作為を問われる前に、何とか取り掛かることになりました。
(1) 負担等の公平化。(受益者負担の適正化)
① 市内の有料(津名、岩屋、多賀等)と無料の整理。南あわじ、洲本市は有料。
② 借地料等経費、約3千万円は、市民全員の税金。受益者は2%以下。
(2) 不正等の対策。(駐車場の適正な管理)
① 放置自動車、自転車等の整理(東浦車両約20台程度)
② 駐車場代わりの常駐自動車の利用の整理。
③ 有料化で本来の利用者とそれ以外を区別する。
(3) 東浦道の駅の活性化。(駐車場利用者のサービスの向上)
① 道の駅機能は確保。
② 商工会とフローラルが協力して、施設の建て替え整備。
③ PRの看板等を整備する。雨天に対応する駐輪場等の整備等。
④ 有料部分は、2時間以内は無料。
(4) 説明等について。
① 地域審議会、町内会、老人会、その他各種会議等で5年間継続説明。
② 原則としての反対意見は無し。
③ 市民とその他の使用料金を区別化する。(市民利用の優遇措置)
④ 違法駐車等については、警察に通報する。
(参考)
平成22年度 東浦バスターミナル。東浦、北淡インター。
平成23年度 津名一宮インター(要調整)
以降 遠田、本四仁井など条件整備が整った所から調整。
*最終的には、淡路島全島での調整を目指す。