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2010年08月14日

お盆二日目

土曜日の庁舎。流石にお盆とあって、宿直当番と私の三人だけ。今日明日と、納涼祭りが続きます。

地方自治体の財政健全性ランキング

(財)関西社会経済研究所が、2007年度(平成19年度)の財政健全性の分析結果を発表しました。
1基礎的経常収支Ⅰの部門で、淡路市は全国27位。
 これは、建設事業を除く経常的な行政サービスの提供を健全な財政運営に基づいて展開しているかを示すもので、評価されています。
2基礎的経常収支Ⅱでは、全国661位と下がっています。
 これは、Ⅰでは、国が算定する標準的な行政を維持するための経費の水準が大きく影響しているところから、収入から地方交付税を除き計測したからです。
 毎年、年度末、東京に出向き、陳情していた意味がここに有ります。
 いずれにしても、地域の経済的あるいは社会的な環境を直接的に反映したものであり、地方交付税に依存しない経常的な財政運営が、どれだけ余裕を持ったものになっているかを表す、Ⅱの指標は、地方税の負担者である市民にとって、重要な指標です。
3非裁量的要因を考慮した財政評価では、全国401位、県内では10位の評価でした。
 これは、一人当たり地方税と、65歳以上の人口比率が、基礎的経常収支に影響を与えているので、これらを非裁量要因として、その影響を除去した数値と現実の値を評価して財政運営の効率性を評価をしたものです。
 実際の収支がこの推計値を上回っていれば、その市の財政運営は、所与の社会的環境のもとで健全な財政運営を展開していると評価されます。
 淡路市は、残差0.9で何とか上回っており、評価されています。

この民間シンクタンク調査の狙いは、「各自治体が、同規模の自治体と比較することを通して、財政を健全化する取り組みに役立てる事」です。
淡路市は、これまで言ってきたように、阪神淡路大震災のダメージを背負っています。多くの市民の理解の下、何とか現状のように適正化しました。
これからも、平成28年からの交付税減額に対処するための対応を進めていかなければなりません。指標が示す通り、淡路市の財政運営は適正であると評価されていますが、交付税に頼る要因が大き過ぎます。
更なる工夫と努力により、より確実なものとしなければなりません。
(参考)
基礎的経常収支Ⅰ 南あわじ市145位。洲本市203位。

・風の会(淡路市民等有志の会)の表彰式。

・北淡夕涼み会。今村組の若者達の元気を、淡路市にいただきました。有難うございました。
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地域の発展を祈ります。

・長沢盆踊り。
今年も楽しい祭りでした。ノマド村もにぎわってました。新しい明日が期待できます。

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挨拶と、何か?と言われたので、「故郷の話をしよう」を歌いました。素面で歌うのは何回目かですが、キツイデス。
写真は、アマチュアに頼みましたので、こんなものです。笑。