日記 « tough | 活動報告のトップ | 室津の秋祭り »
2010年10月10日
情報伝達
昨日あたりから、疎遠になっていた人も含め、連絡が相次ぎました。
原因は、9日付の日経新聞朝刊の記事。
・地域活性化をにらみ、淡路島総合特区申請、明石海峡大橋無料化を目指す、門・淡路市長に聞く。
一番最初は、朝6時のメールでした。
・第1回淡路市市民体育祭・第5回淡路市ソフトバレーボール大会。
53テイーム約4百名ほどが参加し、交流を深めました。
トリムの部はイザナギアリーナ、ミドル、レデイース、小学生の部は、津名中学体育館で開催されました。
・兵庫県立津名高等学校90周年記念式典。
しづかホールで開催され、市長、そして15回生として、挨拶をしました。
生徒会長のあいさつ、立派でした。
・おかげ庵塾。
五色町鮎原上に、私費で神戸の榎本さんが、民家の古家を改装し開いておられます。
今日は、講師として、泉和幸さんに、「知識は行動とともに活かされる」などを講演していただきました。
・室津秋祭り。
・(挨拶概要)
津名高校創立90周年記念式典挨拶。 H22.10.10.13時30分~
志筑町立から数えて90年、1948年に兵庫県立津名高等学校になってから、62年、
記念の式典に当たり、時の淡路市長として市民を代表し、母校、津名高校の15期生の一人として、お祝いのご挨拶を申し上げます。
10年前の80周年の記念講演に、OBの一人として、淡路県民局長の立場でお話をした事が有ります。その時の三年生は、もうすぐ30歳になります。まさに、瞬く間に時は過ぎていきます。
私の家は、現在の関西看護医療大学のテニスコートの前に有ります。津名高校がそこにあつた時は、野球のグラウンドがあり、家の隣は校長官舎、その隣は武道場でした。
もうその時のことを知る人は、少なくなっています。
そして、多くの先輩達は、現在の番匠が丘の校舎の事を知りません。
散逸する卒業生という構図は、5町が合併した淡路市にも、一つの課題を投げかけています。集約の難しさです。
市長としては、東海岸と西海岸、市の南北に位置する二つの高校のバランス有る発展を、そして卒業生の一人としては、長きに渡る歴史と伝統ある母校の更なる発展を祈念します。
しかし、現状の少子化の流れを感じる時、淡路島のトータルとしての教育のあり方も、三市の時代において、確立、発展を模索していかなければなりません。
幸いに、淡路市には、関西看護医療大学、関西総合リハビリテーション専門学校の上級教育施設が施設運営を展開しています。
それらと、相互連携しながら、進んでいる企業誘致の雇用の場の創出と相まって、更なる発展も期待できます。
一方、我々OBとしては、在校生の教育環境の確保は勿論の事、魅力有る母校の発展を、例えば、大学進学の推薦枠を確保する等の模索を、これまで以上に真剣に推進させなければなりません。
それが、結果として、淡路島の教育水準の質の向上にも繋がり、将来への布石にもなるはずです。
さて、在校生の皆さん、皆さんは、限りない可能性という宝を夫々が持っています。
その可能性の宝を、有意義なものにするかどうかは、皆さん一人一人の自覚に係っています。
これからも個性溢れる、津名高校生の矜持を大事にし、母校を愛する心を大事にして下さい。
今日のこの日が、創立100周年を迎える礎として評価されるよう期待し、参加された各位のご健勝にてのご活躍を、ご祈念申し上げ、創立90周年のお祝いのご挨拶とさせていただきます。
おめでとうございました。