日記 « 君主論 | 活動報告のトップ | birth tourism »

2010年10月15日

日本人の安易さ

比較文化史家で、東大名誉教授の平川祐弘氏によると、日本人には、安易な感謝癖と謝罪癖があると言う事です。
「外国人に感謝、謝罪するのもいいが、根拠のあるものにして欲しい。戦後、人類の文化遺産を爆撃するなとの提唱がなされ、京都、奈良は戦火を免れた、との風評が広がった。すると、日本人の間で、恩人探しが始まり、戦争中、米当局に進言した人は米美術史家、ランドン・ウオーナーだという説が広がった。来日したとき、ウオーナー氏は否定したが、「謙虚な先生」と日本人は誉めた。事実は、京都を原爆投下候補地から外したのは、スチムソン陸軍長官。しかし、ウオーナー恩人説は根強く、米国では、日本人の感傷的な歪んだ外国認識の実例として研究対象にされた。松江を救ったハーン恩人説にも根拠が無い。」

全て根拠が必要だとは思いませんが、行政は、根拠がなければならない。
いつまでたっても、顔の変わらない村役場であってはなりません。

・第114回近畿市長会総会。
  大津市で開催され、副市長に出席してもらいました。

・聖隷福祉事業団との意見交換。
  浜松で開催されました。
淡路市の医療体制について意見交換をしました。

・県の金沢副知事と。
IMG_2272.jpg
県庁勤務時代、総務部長、財政課長等としてお世話になりました。