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2010年10月14日

君主論

己を知らないで、しかも道理をわきまえない人間が、一定の影響力を持つ立場になることは、有ってはならない事ですが、一般には少なくない。

マキャべりの君主論に、
「君主は、人から恨みを受けないようにして、恐れられる存在にならなければならない」としています。
恨みと恐れを区別しているわけです。
恐れられても、恨みをかってはならない。難しいことです。

何処かの国で国政に世襲を、今の世の中で続けているらしいですが、中国との関係でも、未だに先の大戦の後遺症を引きずっている、愚かさが見えます。
人は愚かなもの、と言ってしまえばそれまでですが、南米チリの落盤事故、作業員33人全員が救出された要因の一つに、リーダーの存在が言われています。
リーダーの下で、最後まで冷静に団結を保った行動が、彼ら自身を救った。
全体主義で保身を図る考えは、いずれは破綻する。

淡路市も次代へ送る施策を、勘違いしてはならない。
それぞれが、其々の立場でベストをつくした時、突破口が開けます。