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2010年11月04日

説明責任

「由らしむ可し、知らしむ可からず」。=よらしむべし、しらしむべからず。
愚民政策として説かれていると理解するのは間違い。すべてに理解させるのは困難という意味。
反省する言葉として理解すべき。

最近、国会でこの言葉が使われ、その言葉を使った人物が、尖閣諸島沖の事件で、愚民政策を断行していると、指摘されています。
どうも言葉に責任を持つ倫理観が、希薄になってきているようです。

中国のデモが、そのスローガンに反日の言葉を掲げていると、当局が大目にみてくれると報道等されていました。
姑息な手法に、未来は暗い。

未来と言えば、難解な作品ばかりを生みだし、独善に陥ったと批判されている現代詩、芸術と言えども、会話が原点のはず、魅力が無いと言われているのも当然の事か。

何事においても、相手に分かってもらえる説明責任が大事。
そして、批判に耐えうる自己反省が無ければ、説明責任を果たしたとは言えない。

・妖怪を研究する会。