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2011年04月24日

気持ち新たに

気持ちの持ち方。

16年前の阪神淡路大震災の時、職務は、県庁土木部の総務課長。
大げさに言えば、最前線に居ました。その時以来、自粛的な気持ちの中で、海外出張、旅行は行きませんでした。自宅や墓の再建も10年以上経ってからでした。
不思議なもので、去年、旧津名町から引き継いだ姉妹都市調印式には市長自ら行かなければならない事になり、ブラジルのパラナグア市へ出張。
今年は、旧北淡町と米国オハイオ州のセントメリース市との25周年イベント。前回は、セントメリース市から来日していただいているので、今回はこちらから出張ということになり、国際交流協会を中心に使節団を編成しました。
結果、去年は地球を西回り、今年は東回りして一年足らずの間に、一周することになりました。
女性の美しさは、男性の気持ちの有りようで変わると言われますが、阪神淡路大震災前は、ゴルフを中心にしてあれほど行っていた海外旅行もそれ以降は、全く行く気がしませんでした。
そして今回、東日本大震災の後、職務とは言え渡米する不思議な巡り合わせ。
特に、ケビン・メア米国務省日本部長の沖縄屈辱発言は、マスコミ等で大きく取り扱われましたが、最近、メア氏本人が、「米軍基地再編を妨げようとするグループの歪曲」、「報道は、講義から二カ月半後に出席した学生が作成したとされる信憑性の無いメモに基づくもの」と全面否定。
形として栄転で事を済まそうとした国に対し、家族の名誉の為に、抗議としての退職を選択したと報じられています。まさに気持ちの持ちよう。
今回の大震災、諸外国、特に米国に依存している状況の中で、一般の米国民がどう感じているか聞いてみたいと思っています。
いずれにしても、子供の頃に憧れていたカウボーイの国、静かに感じてきます。

時代は、人が創る。