日記 « クールビズ初日 | 活動報告のトップ | 淡路市防災訓練。 »

2011年05月10日

外交についての小考。

淡路市の国際交流について。
 外交、国際交流などは文化の違う相手と付き合うことです。
感情的にとやかく言っても仕方がないし、次元の違う、明らかに低い舞台に居ると思われる相手の舞台に立つのは避けなければならない。
北方領土問題等にしても同様で、毅然とすると同時に、実行戦略を粘り強く続けなければならない。
尖閣諸島海域の事件についても、日本の国防の質が問われています。
そのような状況の中で、それほど大袈裟ではないにしても、淡路市の国際交流のコンセプトを、合併後5年経った今、ある程度の整理等をしなければならない。
旧5町の全てを引き継ぐ事は、財政的にも、新市としての位置付けにおいても難しい。
本来ならば、一度、全てをスクラップして新たな展開を図る考え方も有ります。
しかし、これまで築いてきた歴史の重みをどうするかという視点も重要です。
課題の多すぎる淡路市としては、相手方の対応などを見ながら柔軟な姿勢で、調整型の国際交流の位置づけを策定するのが得策と考えられます。
以下、現時点でのコンセプトを整理等しました。
1アメリカ合衆国。
 何と言っても世界のリーダー、その人的交流を、淡路市単独で持つことは無駄なことでは無い。しかも、オハイオ州VanWert市と洲本市、Celina市と南淡路市そして淡路市とSt’Marys市が姉妹都市の関係にあります。しかも、セントメリース市には、淡路市が誘致している企業と関係の有る会社、施設も有ります。
 そういった環境と、淡路島の中で初めて海外との姉妹提携を結び25年の歴史を継続してきたセントメリース市との姉妹都市の関係を淡路市として引き継いでいく。
2ブラジル・パラナグア市。
 平成22年11月、兵庫県とブラジル・パラナ州の友好提携40週年事業に参加し、淡路市としても、1986年旧津名町が結んだ友好協定書に、市長、議長として再調印しました。
 ブラジル移民の長い歴史、アジアポート構想から培われた関係を、津名港再活性化の視点をも含め、将来の布石として淡路市として引き継いでいく。
 特に、2016年には30周年を迎え、順番としては、パラナグア市の使節団を迎えることになります。
3総括。
 西海岸(旧北淡町とセントメリース市)、東海岸(旧津名町とパラナグア市)を以上のコンセプトから、淡路市の国際交流の核として、市としてのまとまりを目指す。
 その他の地域の国内外の交流事業についても、その環境整備が整ったものから、整備統合等を図っていく事とする。
 なお、別途、東浦図書館とウエストブルームフィールド図書館の姉妹提携も有ります。

・美湯松帆についての意見交換。
・夏のイベントについての協議。
・市民の葬儀。
・神戸港湾事務所の来庁。
・県税務報告。
  併任徴収実施結果について報告を受けました。有難うございました。
・兵庫の森祭り2011の実行委員会。
(予定)10月30日日曜日 10時~16時 淡路文化会館周辺里山など。
・シルバー人材センターの意見交換会。